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【インスタ映え】救急車内での撮影行為に医療従事者が注意喚起

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スマホの所有やSNSの利用が一般的になって久しいですが、便利になる一方で承認欲求を満たすためのモラルに反した撮影・拡散行為も増えてきています。

俗に「バカッター」とも呼ばれるこれらの行為について、医療従事者が注意喚起が注意喚起を行っています。

救急車は映えスポットではありません

スマホとSNSが一般に普及した事で最近では、(どんなに人に迷惑をかけても)いかに珍しい写真や動画を撮影して目立つかを、まるで競うかのように行う人が急増しています。

以前よりこうした問題は数多く発生しており、「コンビニの冷蔵庫に入った写真」や「寿司屋でハサミを天ぷらにした写真」を見た事がある人も多いでしょう。

当然こういった行為は場所や個人情報まで特定され、企業側からは民事や刑事で逮捕・起訴に至る例も少なくないのですが、現在は医療の場にまで及んでいるとの事。

産婦人科医である高橋怜奈さんは先日、救急車内で写真の撮影行為を行わないよう注意喚起を促しています。

当然といえば当然ですが、「救急車に運ばれる」「救急車で同伴する」という行為は非常に珍しい事でしょうが、当の本人や救急隊員からすれば迷惑極まりない迷惑行為です。

筆者も3回ほど救急車に乗る機会(1回は自分、2回は同伴)がありましたが、はっきり言ってSNSの写真を撮る心の余裕などないほど切迫していました。

珍しい光景を写真に収めたりSNSで拡散して人気者になりたい気持ちはわからなくもないですが、はっきり言ってモラルに反した迷惑行為ですし、当事者らにとってはただただ不快でしょう。

また高橋さんは「SNSにアップする事で刺激された人達が、軽症でも写真の為に救急車を呼ぶ事も考えられます」と、意味もなく救急車が呼ばれる可能性も危惧しています。

日本は高齢化の影響もあってか、現状救急車や救急隊員が不足しているとかねてから問題になっており、賛否はあるものの軽症の場合は救急車の利用を控えて欲しい、とまで言われているほどです。

本当に救急車が必要な人がこうした行為でさらに危険な状態にならないようにする為にも、邪魔や迷惑になる撮影行為や承認欲求のために救急車を呼び出すといった行為は行わないようにしましょう。

まとめ

先日筆者の住むアパートの2つ隣の部屋が火事を起こした際、狭い路地に面している事もあって関係ない人だかりができて、消防車やパトカーが現場に来にくかったり消化活動の妨げになっている様をこの目で見ました。

自身の承認欲求のために他人に危険が及ぶなどあってはならない行為なので、読者の方々はくれぐれもこう言った行為を行わないよう心がけ、ならびに友人知人が行わないよう注意喚起をしていただきたいと思います。

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