もはやレストラン選びの定番となった食べログですが、ユーザーの投稿に編集圧力をかけたことが話題になっています。
食べログ「編集しなければ削除する」
1万リツイート、1万いいねされているツイートがこちらになります。
食べログで、口コミがすごく良かったお店に行ったら、接客が最悪で、あまりに腹が立ったから口コミに書いたら、
食べログからめっちゃ口コミの内容変えてください、変えなければ削除しますよってきた。つまりそういう事なんだなーって思った。#食べログ#余計に怒ってます
— ENDee (@EndoPhoto) 2019年1月8日
@EndoPhotoさんによると、口コミ評価の高いお店に行ったら接客が最悪だったのでクレーム内容を食べログに書き込んだら食べログから「編集してください。編集しなければ削除します。」という連絡がきたそうです。
もしこのツイート内容が本当であればクレーム投稿を削除し続けた結果、「良い内容の投稿」だけが残りツイートのような「口コミがすごく良かったお店」になったのかもしれません。
また他のユーザーも「勝手に投稿を非公開にされた」と憤慨しているので、ごく少数の例とは言えないようです。
私も数年前にあまりに接客が悪すぎて憤った勢いで悪い口コミを書いたら後日自分のページからしか見えないというか公開されてるけど非公開記事みたいな扱いで食べログなんて信用ならないなーって思いました(´~`)今はそんなに厳しいんだね💦
— 스즈코 (@suzuco_5HINee) 2019年1月8日
有料プランの恩恵は大きく、加盟店は投稿の非公開設定もできるのだとか。
食べログ有料プラン加盟店は口コミの公開非公開設定が出来ます。一種のブランディングです。今のバレる時代に適してませんが
— さんてる (@hiroponpon_ake) 2019年1月12日
無料プランで掲載しているお店はある程度モノが言えない状況だとの指摘もあります。
カネ代払った店にはプロテクト掛かります
逆に言うと、カネ代払わないと何書いてもOK
ちなみに、佐賀のとある店は
・メニューが違う
・店の外観写真が違う
・そもそも位置が違う
という内容で訴訟を起こされたにもかかわらず、
「内容かえたいのならカネ払えよw」と運営に挑発され
裁判に起こしました— だりい (@dariidariidarii) 2019年1月12日
食べログはどのような基準で投稿を削除しているのか?
食べログは口コミで成り立っているので、適切ではない投稿を削除する必要があります。
したがって、下記のようなケースにおいては通報により削除される可能性があるとのこと。
- 事実と異なる内容
- 飲食店への断定的批判、利用客批判
- 衛生管理面や個人的なトラブルへのクレーム
事実とは異なる内容とは?
では食べログはフェアにやっているのか…というと「そうではないことが多々ある」と考えられます。
極端な例ですが「接客態度が悪かった」という投稿に対して、レストラン側が「事実とは異なるクレーム投稿だ!」と食べログに通報した場合、真偽を確かめる術が食べログ側にはありません。
となると、食べログ側はレストランかユーザーかのどちらかを信頼するしか無い訳です。
- 「不当な投稿だ!」と言うレストランとの信頼関係(有料プラン、無料プラン)
- 「接客が最悪だった」と書いたユーザーとの信頼関係(投稿履歴等)
もし投稿の「非公開設定」が可能だとすると、(有料加盟店なら)レストラン側の言い分を食べログは採用しているのかもしれません。それが今回の騒動につながった可能性があります。
食べログ有料プラン加盟店は口コミの公開非公開設定が出来ます。一種のブランディングです。今のバレる時代に適してませんが
— さんてる (@hiroponpon_ake) 2019年1月12日
まとめ※個人的な話です
個人的な話で恐縮ですが、私も食べログの評価を信じて損をしたばかりでした。
先日行った新宿のレストランは食べログの星4以上で「口コミは絶賛の嵐」だったものの実際には内装はチープで平凡なお店でした。
正直レストランに誘った友人には申し訳ないと思いましたよ。
私の周りでは「食べログは信用できない」という声をよく聞きます。食べログの運営はもう少し口コミ表記の改善してくれると助かるのですが…。