2011年に日本でサービスを開始したhulu。
それから遅れること4年、2015年にNetflixは”後発”の立場で日本でサービスを開始しました。
あまり目立たなかったNetflixですが最近やたらと「Netflixは…」と話題になりませんか?それには理由があるそうですよ。
Netflixはテレビのリモコンを格安で作った
@buffet_codeさんのツイートによると、Netflixは主要なメーカーのリモコンの制作費の10%を肩代わりしたそうです。
それによりNetflixはリモコンと言う特等席を得ることができたとのこと。
これめちゃくちゃおもしろいな!
Netflixの日本攻略作戦はテレビのリモコンにNetflixボタンを埋め込むこと。
そのためメーカーにリモコン製造費の10%を負担することを提案。
リコモン原価は100円→Netflix負担は10円。
2015年のテレビ出荷数は250万。わずか2,500万円で貴重なリモコンの面が取れた! pic.twitter.com/fj4PeGhsi0
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年12月28日
Netflixの日本攻略作戦はテレビのリモコンにNetflixボタンを埋め込むこと。
そのためメーカーにリモコン製造費の10%を負担することを提案。
リコモン原価は100円→Netflix負担は10円。
2015年のテレビ出荷数は250万。
わずか2,500万円で貴重なリモコンの面が取れた!
そもそもリモコンの原価は100円なので実質負担は10円です。その結果、日本市場のネット対応テレビの出荷数250万台をわずか2500万円で攻略できたことになります。
またNetflixの年間マーケティング費用は6000億円の為、この2500万円の費用計上は些細な額と言えるでしょう。
リモコンという特等席を抑えたNetflix
このように制作費を負担することで、Netflixの専用ボタンを配置することができるようになった訳です。
どうやらただボタンを配置できるだけではなく、デザインや配置場所も指示できるようになったようです。
Panasonicやシャープではリモコンの目立つ場所にちゃんと配置されていますよね?
もう一点注目すべき点があります。
多くのリモコンは黒色が基調となっています。そこに白色のNetflixボタンを配置しているのでめちゃくちゃ目立つ訳です。
そしてボタンを押せば即Netflixが起動するという利便性から、ユーザーは同サービスから離れられなくなってしまうようです。
恐るべしですね。Netflixの戦略…。