情報漏洩を防ぐという名目でアメリカに続き、日本でもファーウェイ社の製品の締め出しが始まりました。
ではApple社のiPhoneのプライバシーはどうなのか…というと「万全」だそうですよ。
Appleの幹部はプライバシー対策は万全だと宣言
Apple社のマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィル・シラー氏はengadgetにプライバシーについてこう述べました。
「個人情報に関わる写真やメッセージはiPhone内でA12Bionicによって処理され、iCloudに送られる時には暗号化されます。」
「したがってAppleはその情報を見ることができないし、そうする興味もない。」とのことです。
つまりグーグルフォトのように写真情報をサーバー上で分析及び処理をするのではなく、iPhoneは”iPhone内”で情報処理をしてサーバーに送るときにはその情報がちゃんと暗号化されているという訳です。
だからAppleであってもその情報を見ることができません。
FBIですらiPhoneの暗号化にキレる
サーバー上のデータは安心だということが分かりました。ではiPhoneそのものの暗号化はどの程度かというと…スゴいようです。
FBIですら「Jerks(足を引っ張る存在)」とiPhoneのセキュリティ強度に文句を言うほどです。
さらにあまりにもいくつもの捜査が難航したためか「iPhoneにバックドアを設けろ」と宣言する始末。もちろんAppleはそれを拒否しています。
最終的にはユーザーのプライバシー対応か
しかしながらiPhoneからの情報漏洩が全くないかと言えばそうではありません。
iPhoneのパスコード情報が周りの人に漏れてしまったり、iCloudのパスワードが推測できるものであったりすると情報漏洩はAppleでは防ぎようがありません。※iCloudは二段階認証である程度防げますが。
と言う訳で、iPhoneユーザーはAppleを信用しつつ自衛の為にパスコードを強化したり二段階認証を使うのが良さそうです。