皆さんのメールアドレスのアカウント情報は誰にも知られていませんか?
米Yahoo!の30億件分のアカウント情報流出をはじめ、個人で気をつけていても企業によって情報が流出してしまう事もあります。
そこでMozillaは、アカウント情報が流出していないかを確認するサービスは「Firefox Monitor」を提供開始。今回はこのサービスについてご紹介します!
アカウント情報が流出していないかを確認できる「Firefox Monitor」
「Firefox Monitor」はメールアドレスを入力する事で、アカウント情報が流出していないかを確認できるサービス。
セキュリティ研究者でありマイクロソフト社に務めるTroy Hunt氏と連携する事で、より信頼度の高いサービスを提供しています。
Hunt氏は既に同様のサービス「Have I been pwned? (HIBP)」を展開しており、そのデータベースは1passwordも流出チェッカーとして利用しています。
「Firefox Monitor」を利用するには、Webページにアクセスし、中央付近にあるテキストボックスにメールアドレスを入力・送信するだけ。
むしろこの行為によってアカウント情報が流出してしまうのではないかと不安になってしまいますが、提供元がMozillaであるうえ「アカウント情報は保存されません」と明記されているので、少しは安心して利用する事ができるかと思います。
メールアドレスの情報が流出していなければ問題ありませんが、流出していた場合には、サービス名と日時が一覧になって表示されます。
もし流出が確認された場合には、パスワードを変更するなどの対策を講じておきましょう。
「Firefox Monitor」の「HIBP」との最大の違いは、「Firefox Monitor」ではメールアドレスを登録しておき、流出したら通知してくれる点。
このサービスに登録しておけば、流出データベースに自分のメールアドレスが登録された時点ですぐに通知を送ってくれます。
流出後になるべく早く対応する事で被害も最小限にととめる事ができる便利なサービスですね。
自分の過失ではなくても、知らない所でアカウント情報が流出してしまう場合もあるので、常にアンテナを張っておく事は大切です。
今後もしWebページ上でも生体認証が利用できるようになれば、パスワードの流出は問題にならなくなるかもしれませんね。
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