数日前からネット上で「LINEのトークルームはLINE側に監視されている」という情報が広がっています。
この件に関して、LINE公式Twitterが情報を訂正するツイートを投稿。トークや通話の内容を取得することはないとのこと。
トーク内容は監視されていない!
数日前からネット上で広がっている「LINEのトークルーム監視」とは、このような情報です。
簡単にまとめると、LINEアプリ設定内の「トークルーム情報」という項目がいつの間にかONになっており、これはLINE側にトーク内容監視の許可を意味している、というもの。
ある方から教えて頂いて私も気付かなかったのですが、いつの間にかLINEのトーク内容を正式に情報提供していることになっていました。
設定画面はあまり見ないので最近見ていないなら確認してみては如何でしょうか?トークルーム情報がオンになっていたらやり取りは外に漏れてます。 pic.twitter.com/Mqpd5Muwde
— とっしぃ (@Toshi_sat4) 2018年7月12日
これご存じでしたか??
LINEのトークの内容が、もれちゃう。
全然知りませんでした!!
早速チェックしたら、合意するになっていました。
もちろん
即チェック外しました!!
皆さんは大丈夫ですか??#LINE pic.twitter.com/vhlZgFhpZs— ちみ(지미)🐒 (@yellow8ryo1103) 2018年7月13日
実際にLINEアプリ内の設定から、「プライバシー管理」へと進み……、
「情報の提供」→「トークルーム情報」を見てみると、ONになっていました。
この「トークルーム情報」がONになっていると、LINE側へトーク内容が監視されるという情報が広がっているわけですが……。
これについてLINE公式Twitterが「事実と異なる情報が出回っているため、訂正させていただきます」とツイート。
現在、情報取得に関して事実と異なる情報が出回っているため、訂正させていただきます。
LINEは友だち同士のトークや通話などの内容を取得することはありません。「同意する」を選択された方のみ、不正利用防止やサービス向上のため、特定の情報をご提供いただいています。https://t.co/baZfavr2fX
— LINE公式アカウント (@LINEjp_official) 2018年7月12日
LINE公式Twitterによると、「トークや通話内容を取得することない」とのこと。
トークルーム情報がONになっている場合のみ、不正利用防止やサービス向上のため特定の情報を取得するそうです。
その特定の情報というのは以下。
- 使用したスタンプ、絵文字、エフェクト、フィルターの種類
- トークの相手、日時、既読、データ形式(取消機能やURLへのアクセスなどの利用状況)
これらは具体的なトーク・通話内容を含まないため、LINE側に情報が漏れることはないそうです。
そもそも「トークルーム情報」がデフォルトでONになっていたのは、おそらく1月15日に行われたプライバシーポリシーの変更が原因。
このときユーザーに表示された以下の画面で、「同意する」をタップしたためONになっていたようです。
トーク・通話の内容がLINE側へ漏れることはありませんが、それでも何だか気になる方は、「トークルーム情報」をOFFにしておくと良さそうですね。
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