Appleは認証を行った製品に対して「Made for iPhone」ロゴが表示可能としています。つまり、「Made for iPhone」ロゴが表示されている製品は安心という事。
でもちょっと待ってください。そのロゴ本当に認証を受けたものですか?ロゴが本物かどうかを確認する方法があるのでご紹介します。
Apple公式サイトから確認可能
Appleの厳しい審査を通過した製品にのみ表示されるのが「MFiマーク」。
Apple製品に正式に対応している事を示すロゴで、「Made for iPhone」や「Made for iPad」などが存在します。
2016年には、Amazonで「Apple純正」と銘打って売られているアクセサリのうち、約90%が偽物というAppleの調査結果が公表されました。
この対策として、Appleによるアクセサリ認証システム「MFi」を導入したわけです。
一見この表示がある製品は全て安全だと思ってしまいそうですが、検査を受けず、ロゴの表示自体を勝手に行っている製品も少なくありません。
そこで、表示されている「Made for iPhone」のロゴが本物かどうかを調べるには、こちらのApple公式サイトを利用します。
まず、検索したいキーワードの種類を以下から選んで指定。
- 「Model」製品の型番
- 「Brand」メーカーの名前
- 「UPC/EAN」共通商品コード
商品ページなどから分かる項目を入力して、結果に調べたい製品が表示されればMFi認証をしっかりと取得している証となります。
実際に調べてみた
実際にどういう結果が得られるのかを調べるために使ったのはこちらの「MFi認証」表示がある製品。
MFi認証取得済みにも関わらず、一本530円という安さ。純正品が2,200円なので約1/4の値段で買えてしまうだけにちょっと気になりますよね。
ということで、さっそく「MFi Licensed Accessories」にアクセスし、今回は検索範囲を「Brand」で設定。
そこに商品ページに書かれている、メーカー名「EasySMX」を入力して検索。すると幾つかの商品が表示されました。
そこで、Amazonのページに戻り、メーカー型番を確認すると「ESM12-0850」との表記があるじゃないですか。
先頭に識別文字が付いていますが、数字の部分はAppleのページでの検索結果と一致しています。
というわけで、先程紹介した製品は安いですが、しっかりとMFi認証を取得している事が分かりました。
聞いた事のないメーカーの安い商品を買う場合には不安になってしまいますが、しっかりと自分で検索する事で本物かどうか簡単に調べられるのでブクマして使って見て下さい。
MFi製品化を調べるAppleの公式ページはこちらから
Search for Accessories(Apple)