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見落としやすい「打ち消し表示」に気をつけて! スマホでの商品購入について消費者庁が注意喚起

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おそらく一度は見たことあるやつです。

お得そうな商品やサービス内容ですが、よくよく見ていくと最後のほうに小さな文字で例外事項が記載されている……なんてWebページを見たことのある方は多いのではないでしょうか。

この見落として誤認しがちな「打ち消し表示」について、消費者庁が調査結果を公表して注意を促しています。

見づらいあの注意書きのこと

「打ち消し表示」とは、商品・サービス内容について例外がある場合の表示のこと。

例えば商品・サービス内容の説明にデカデカと書かれている「無料!※」の文字。一見すると無条件・無制限に「無料」が当てはまるかのように見えますが、Webページを最後までスクロールしていくと、

※一部、当社指定ものは対象外になる場合があります

といったように、例外がある場合があります。これを「打ち消し表示」と呼ぶとのこと。紛らわしいアレです。消費者に誤認されやすく、場合によっては景品表示法上問題となることも。

消費者庁は、1,000人を対象とした「スマートフォンにおける打消し表示に関する実態調査報告書」を公表。

回答者1,000人のうち55.1%(551 人)が、過去1年間にスマホで商品・サービスの購入・申込みをしたことがあると回答。

さらに551人のうちの39.2%が、打ち消し表示を見落としたことにより誤認して購入・申込みをしたことがあると回答していました。

調査では5パターンの表示例を用いており、

・打ち消し表示がアコーディオンパネルの中にあり、タップしないと見られないもの
・申し込みボタンをタップすると、打ち消し表示を通り過ぎて注文フォームまでジャンプするもの
・打ち消し表示の文字が小さく、気づきにくい場所のもの

などが、打ち消し表示を見落としやすい表示だったようです。

タップしないと打ち消し表示が出てこないパターン

こちらは単純に分かりづらいパターン。ありますよねこういうの……。

消費者庁は、消費者に対して注文を促すとともに、景品表示法に違反する事案に接した場合には厳正に対処するとのこと。

もはやトラップかと思うほど見づらくて分かりづらくて、分からせる気がないだろ!と思うような「打ち消し表示」もあると思いますが、見落とさないようにご注意を……。

LINEMOLINEMO
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