ドコモが提供している執事姿のAI「ひつじ」、利用者は少ないような気がしますが、存在は知っているという人は多いのではないでしょうか。
その「ひつじ」さんが活躍するサービス『しゃべってコンシェル』が、アップデートで『my daiz(マイデイズ)』という名称に変更され、サービス内容も進化すると発表されました。
そして残念ながら「ひつじ」さんは代変わりとなり、今後は賢いサポート役としてではなく、雑談だけできる存在になってしまうようです。
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新AIサービスの発表により、ひつじさんが…
ドコモは本5月16日、新AIサービス「my daiz(マイデイズ)」を発表しました。
既存の「しゃべってコンシェル」のアップデート版として、2018年5月30日にサービス開始予定とのこと。
ユーザーの行動や状況を学習し、それぞれのお客さまにあった情報やサービスを適切なタイミングでスマホに届ける、音声対応のAIサービス。
届く情報は、天気・交通・アラーム・グルメ・おでかけ情報などの日常生活のほか、様々なパートナーサービスも利用できるそうです。例えばタクシーを呼んだり、飲食店を検索して予約まで可能なのだとか。
ドコモのサービスですが、ドコモ以外のキャリアでも利用できます。iOSデバイスでも利用可能。
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基本コンテンツは無料。月額100円(税込み)の有料サービスに加入すれば、さらに様々なサービスが利用できるそうです。
そして冒頭でも触れたように、この新Aiサービス「my daiz(マイデイズ)」は既存の「しゃべってコンシェル」をアップデートすることで利用可能に。
そのアプデに伴い、ケータイ Watchによると、執事姿の「ひつじ」によるサポートサービスは終了し、今後は用意された「キャラの部屋」内で雑談のみ楽しめるとのこと。
雑談だけできる存在……。ひつじを完全に引退させずに残したのは、名残惜しいものがあったのでしょうか……。
音声対応のAIサービスといえばSiriやGoogleアシスタント、アレクサ(Amazon)が思い浮かびますが、「my daiz(マイデイズ)」は先読みが強いサービスという位置付けになりそうです。