昨年7月、和歌山県の海水浴場で女性が死亡するという痛ましい事故が発生しました。
警察の調べにより、この事故は水難事故ではなく夫による殺人事件である可能性が浮上しているのですが、彼のスマホからとんでもないデータが出てきたんです…。
殺害方法をネット検索
和歌山県白浜町の海水浴場で妻を水難事故にみせかけ殺害したとして、大阪市に住む夫の野田孝史容疑者(29)が逮捕される事件がありました。
警察の調べにより2人は離婚協議中であった事、事件の数ヶ月前にお互いを受取人とする数千万円の生命保険に加入している事が判明。
野田容疑者の女性関係や金銭トラブルによって2人は別居状態、妻の同僚にはこれらの事情から別居中であった事、夫の金銭感覚に悩んでいた事が打ち明けられていたそうです。
野田容疑者はこの事件の他に、以前の勤め先から商品を盗むなどして、昨年12月から今年3月までに窃盗の疑いなどで4回も逮捕されており、かなり金銭的に困っていた事が裏付けられています。
そんな野田容疑者のスマホからは、なんと殺人を水死に偽装する方法などをネット検索した事が判明しており、妻を計画的に水死に見せかけて殺害する計画だった事が判明。
実際に妻の肺からは水難事故にしては異常なほど砂が出てきており、おそらく野田容疑者が浅瀬で妻を無理やり沈め、抵抗した際に巻き上げた砂を大量に飲み込んだものと考えられています。
どんな情報もネットで見つかってしまう時代になり、スマホで妻を殺害し偽装する方法をネットで検索する人間が現れた事に、利便性の対価のようなものを感じさせますね…。
殺害の動機や殺害方法などについて、事件の真相究明が急がれます。
まとめ
スマホがこのような事件の片棒を担ぐような結果になってしまい、悪い意味で「物は使いよう」なんだと感じさせました。
まさか簡単に足がつくスマホで自身の偽装殺人を企てていたとは、殺害された妻も思いもよらなかったんでしょうね…。