webページを見ていてクリックしようとしたら、どこからともなく現れるバナー広告を踏んでしまった経験ありますよね。
ついにあのバナー広告に規制が入るようです。
オーバーレイ広告の掲載方法に禁止事項
webページを見てるときにボタンやリンクを押そうとしたら、ちょうど指に重なるようにバナー広告が現れて「イラッ」としたことってありますよね。
はいこういう奴です。画面の真ん中あたりからすーっっと透明な状態から徐々に出てきて下に移動するコイツでございます。
分かりにくい方にはこちらの動画もご用意しました。こういう奴です。(開いているサイトや出てくるバナーは今回の話題に何ら関連もありません)
もう完全に誤タップを狙ってるだろと言わんばかりの動くバナー広告ですが、どういう動きがあったのか分かりませんが、どうやら規制が入り禁止になるそうなんです。
アドネットワーク各社からスマホオーバーレイ広告の規定変更が来たのでクソオーバーレイ広告はなくなりそう
・固定は基本下部のみに
・位置が動くものは禁止(これがうざかった)
等この流れだと画面上部固定の動画広告もなくなるかな?
— 新規事業つくる猫🐈 (@u_ushiro) 2018年4月2日
nendからオーバーレイ広告( Webページの上に重なって広告が表示され、スクロールしても掲載位置が固定の広告)の掲載についての案内が届いていました。例えばじんわり表れたりすると規定違反となるよ!とのこと。良いですね。
— 田淵 義人@エクセルソフト (@ytabuchi) 2018年4月2日
裏を取るためにお付き合いのある何社かの代理店さんのお知らせを確認したところ、4月2日に「バナー広告(ここではオーバーレイ広告)に関して、以下のようなバナーの使い方を禁止する」ときていました。
- 広告の位置を移動させる
- クリック領域を改変する
- 広告を透過させた状態から浮き上がらせる
代表例としてこれらが挙げられており、先程見たバナー広告は「位置の移動」と「透過から浮かび上がらせる」の合わせ技ということで、今後は禁止されるようです。
そりゃ見たいと思ってタップするんじゃなくて、誤タップを誘導するようなバナー広告をいくら出しても意味がないですから、そりゃ禁止にもしたくなりますよね。
ユーザーからしてもバナー広告のイメージが悪くなるだけですし、晴れてこういうバナーがなくなることはうれしい限り。
この規定の適用は2018年5月10日(木)に行われるとのことで、あのイラッとするバナー広告とは遅くともあと1ヶ月でおさらばです。
あと誤解のないように補足しておくと、出てくるバナー広告出稿側にはなんの罪もなくて問題はサイト運営者側。バナー広告出してる〇〇社がひどい!とか怒りの矛先を間違えないようにお願いいたします。
ちなみにここ最近でさすがにいい加減にしてほしいと思ったのが、このパターン。
全画面に2個のでかいレクタング広告が出ていて、真ん中のXで閉じようとすると時間差で近くに例の動くバナーがすーっと現れるコンボで何度間違って押してしまったことか…。