スマホの普及でかなり身近になった「ネット広告」、一般的なものは「邪魔臭いな」程度で済みますが、中には引くほどゲスい広告などもありますね。
そんな広告を、一時的にではありますが一掃できる方法があるとTwitterで話題になっているようです。
上書きすれば良い
スマホでネットサーフィンするのが一般的になって久しいですが、それに伴って多様化したものの1つが「広告」ですね。
一般的な広告ならまだ我慢できるのですが、例えば通勤列車内でエロ漫画系の広告などが表示され、うんざりしている方も多いのではないでしょうか?
こういった広告表示に悩む1人であった成瀬忠詠(@naruseeigo)さんは、こういった広告表示を一掃する方法を考案。
それは、「野村不動産が運営する『プラウドマンション』のHPを閲覧する」というもので、追跡型広告の参照情報を「マンション」の情報で上書きしてしまう、というものでした。
ネットの広告内容がゲスくて嫌な時は、プラウドマンションのホームページを一度閲覧すると上品な高級マンションの広告にほとんど変わるという豆知識を得てから定期的に実行していてとても助かっています もうSNS映えで破滅する女の漫画はいいよ……(げんなり)
— 成瀬忠詠 (@naruseeigo) 2018年3月7日
追跡型広告は「Cookie」と呼ばれる機能が利用されており、閲覧したサイト情報やショッピングサイトでのカート記録などを参照し広告を選ぶので、「Cookie」の最新情報を「マンション」にして他の広告を抑えるワケですね。
iPhoneの場合は「追跡型広告を制限」という機能で、Safariや他のアプリでの追跡型広告をAppleのアルゴリズムに基づいてある程度制限する事ができます。
設定方法は「設定」▶︎「プライバシー」▶︎「広告」にある「追跡型広告を制限」をオンにし、その下にある「Advertising Identifierをリセット」から「IDをリセット」する事で完了。
あくまで「Appleのアルゴリズムに沿った制限」なので完全に抑止する事はできないそうですが、まるで監視でもされているかのような広告表示はほとんどなくなるでしょう。
まとめ
マンションのHPを見るに限らず、なんらかの専門サイトを定期的に覗くようにすれば、うざったい上に他人には見られたくない広告表示も少なくできるかも知れませんね。
最終手段として、SafariのJavaScript自体をオフにしてしまうという手もなくはないですが、Webページのほとんどが表示崩れしたり機能が使えなくなってしまうので、あまりお勧めはできません。