買い換えで使わなくなったiPhone、皆さんどうしていますか?
使わなくなった携帯の処分方法、日米で違い
新しいiPhoneに買い換えて手許に余った端末をどうするか?フリマアプリで売る人もいると思いますが、なんとなく手許に残しておいている人も多いですよね。
そんな中古スマホの市場に関して、MMD研究所と株式会社オークネットが共同行った日米での違いを交えながら公開していたのでご紹介したいと思います。
調査対象は、日本在住の15歳~69歳の男女1,007人とアメリカ在住15歳~69歳の男女1,241人。
まず最初の質問は「現在メインで使っている端末は何か?」というものだったのですが、スマホの利用率は日本が77.9%に対して、アメリカは93%。
てっきりそんなに差はないと思ったのですが、アメリカの方がスマホ利用率が15%も高いんですね。日本はその分いまだにガラケーことフィーチャーフォンが、17.7%と根強い人気となっております。
そして興味深かったのが、「以前利用していた携帯電話の処分方法は?」という質問の結果。日本で圧倒的に多かったのは「自宅保管」で60.7%も占めるという結果に。
それに対してアメリカは自宅保管が比率的に高いものの、日本と違って「家族・友人に譲った」と答えた人が12.3%もいるという結果に。
取っておくくらいなら、家族や友人に使ってもらった方がいいっていう考えなんでしょうかね。
調査ではさらに突っ込んだ質問をしており「自宅保管をしている理由」を聞いたところ、日本で1位の理由になったのは「個人情報の流出が心配で手放せない」で31%。
面白いのがアメリカは「いつか使うかもしれないから」という理由が、28.2%で1位なんですよね。どうやら流出するかもしれないと心配するのは、日本人のほうが多いようです。
そんな心配性なところは補償サービスへの加入状況にも出ており、日本人は約半数が何らかの補償サービスに加入しているのに対し、アメリカは3割どまり。
ただひとつ驚きだったのは日米ともに、「補償サービスに加入しているかどうか分からない」と答えた人が約18%もいること。
プランが複雑になりすぎて、自分がどういう契約をしているかを把握していない人がいるということかもしれません。
それにしても個人に売るならまだしも、Appleやキャリアに下取りに出す分には初期化して下取りに出せば問題ない気もするのですが、意外と気にする人が多いんですね。
といいつつ私もなんとなく取ってあるiPhone 4がいまだに手許にある訳で…、皆さんは使わなくなったiPhone、どうしていますか?