ソシャゲの中でもかなりの人気を誇る『Fate/Grand Order』、元々人気のあった「Fate」シリーズのスマホアプリという事もあって、2015年リリース以降ますますその人気を伸ばしていますね。
そんな『FGO』なんですが、そのゲームの性質ゆえか海外の歴史授業にとんでもない影響を与えてしまったようなんです。
スクリーンに映し出されたのは…
最近の授業ではネットコンテンツを利用される事も多く、スクリーンを利用して教師がPCの映像を生徒に見せたりする事がありますね。
とある歴史の授業では、ローマ帝国の第5代皇帝であり暴君として知られる「ネロ」について説明するために、PCと接続されたスクリーンで授業が展開されていたそうです。
その授業を受けていたNao(@Sakusuru)さんは、教師がネット検索で「ネロ」の画像検索をした際のスクリーンをTwitterに投稿して注目を集めました。
なんとスクリーンに映し出されたのは、歴史の教科書で見るような「暴君ネロ」ではなく、『FGO』のサーヴァント(キャラクター)である「女性化したネロ」だったのです。
Imagine being a normal person, being in the middle of history class, and the professor ends up looking up for Nero and your gaze meets a blonde girl from those chinese cartoons who's also wearing a transparent skirt showing her panties pic.twitter.com/Wi4i22OfAt
— Nao (@Sakusuru) 2018年1月23日
私語をしてはいけない雰囲気の中でスクリーンに映し出されたのは、赤を基調としフリルとシースルースカートをあしらったドレスの金髪美少女のイラスト(しかもたくさん)。
このツイートに海外で『FGO』を知るユーザからは
- 「TYPE-MOON」が歴史偉人をGoogleから消し去った
- 僕の受けた授業では「根性」を検索して『ベルセルク』の「ガッツ」が出てきたよ!
- 歴史偉人を召喚すると美少女に生まれ変わるそうです
- これでローマの歴史授業が頑張れるね!
- きっとGoogle画像検索から偉人がすべて美少女に塗り替えられる日も近いだろう
と様々な意見が寄せられていました。
この授業を行なっていた教師にしてみれば完全なとばっちりですが、『FGO』に登場するサーヴァントの元ネタを調べるために歴史偉人に詳しくなったユーザも少なくない様子。
世界史が苦手な人は、『FGO』をプレイすれば楽しく歴史偉人の勉強ができるようになるかも知れませんね。
まとめ
スマホやゲームが悪く言われる事は多いですが、実際ゲームから歴史や政治といったものに興味を見出す若者も少なくなく、もしかしたら今回の件で歴史(と『FGO』)の面白さに目覚めた生徒がいるかも知れません。
筆者は歴史と地理が死ぬほど苦手だったのですが、こういった興味を引くものがあの時(10数年前)にあればもっと成績良くなったかも…と若干羨ましくも思います。