専門家のテストによって明らかになったiPhoneの意図的なパフォーマンス低下、以前から噂にはなっていましたが遂にAppleは正式にそれを認める事になりましたね。
パフォーマンス低下には理由があったものの集団訴訟にまで発展しており、Appleはこの件に関する謝罪と対応のプレスリリースを公表しました。
バッテリー交換費用を3,000円ほどに値下げするようですよ!
8,800円が3,300円くらいに
AppleはiOSのアップデートで、ユーザに説明のない状態で「意図的なパフォーマンス低下」を行なっている事が先日明らかになりました。
Appleはこのパフォーマンス低下について、「バッテリー劣化による突然のシャットダウン防止」について説明したのですが、当然この事を知らなかったユーザからの不満は爆発。
「Appleは意図的にパフォーマンスを低下させて端末購入を促している」という陰謀説まで流れる始末で、各所で集団訴訟へと発展している状態です。
そしてAppleは正式にこの件を謝罪し、一部機種の保証外バッテリー交換について割引などを行うと発表しました。
対象となるのはiPhone 6/6 Plus以降の交換が必要なほどバッテリーが劣化している機種で、通常8,800円かかる交換費用を29ドル(約3,300円)にて行うとの事。
サポート開始は来年1月下旬から12月末までのおよそ1年間で、正式にリリースされる際にはAppleのホームページ上で申請を行えるようになるそうです。
また今後のiOSアップデートで、バッテリーの状態をより詳細に確認できる機能を追加するとの事で、これからはバッテリーをどのようタイミングで交換すべきかが分かりやすくなるかと思います。
訴訟まで起こしているユーザーがこれで納得するかは分かりませんが、iPhone 6以降の機種を使っている人はバッテリーを比較的安く交換するチャンスでもありますね。
まとめ
プレスリリースは記事執筆時点で英語版しかなく、79ドルから29ドルへ割引するという事しかわかっていませんが、おそらく日本では3,200〜3,400円程度になると考えられています。