どんどん大型機がリリースされるスマホ業界、iPhoneもiPhone 5以降はずっと大型化してきていますね。
そんな時代に逆らうかのように、世界一小さい携帯電話「tiny t1」が発表されました。
極限まで機能削除
今や誰もがスマホを使う時代となり、いわゆるフューチャーフォン(ガラケー)を使っている人は全盛期が嘘のように少なくなってしまいました。
PCを小型化したようなスマホは非常に便利で、かつフューチャーフォンでできた事をほとんどカバーできる事を考えれば、ある意味当然の推移と言えます。
その時代の流れに異を唱えるかのように、クラウドファンディングサイトKICKSTARTERに世界一小さいフューチャーフォン「tiny t1」が登場しました。
「tiny t1」は極限まで機能を削り取りサイズを縮小した端末で、端末価格は現時点で39ポンド(約5,900円)、クラウドファンディングによる予約購入の場合は30ポンド(約4,500円)〜となっています。
「tiny t1」の特徴は下記の通り。
- 通話とSMSのみ利用可能
- 回線は2Gのみ
- 連続待機時間はおよそ3日間
- 連続通話可能時間はおよそ3時間
- 電話帳300件
- 送受信履歴50件
- SMS履歴50件
- 高さ4.6cm幅2.1cm奥行き1.2cm
- 重量13g
機能を通話とSMSに絞る事で、小さいながらも連続待機時間3日間、連続通話可能時間3時間を実現しています。
大型化するスマホに対して究極まで機能とサイズを絞ったフューチャーフォン「tiny t1」、通話専用機としてスマホと2台持ちとして利用するならアリなのでしょう。
2G回線専用なのでそもそも日本では利用する事ができないのですが、隙間産業的なアプローチでこういった端末がこれから日本でもリリースされるかも知れませんね。
まとめ
あまりに小さい「tiny t1」、サイズ感はキーホルダー程度なのでどこに仕舞っておいても邪魔にならなそうですが、カバンに入れると見つけるのに苦労しそうな予感もしますね。
スマホが主流の時代に約5,900円の電話端末というのは、スマホの充電を温存したい人にとってはかなり画期的なアイテムになるのではないでしょうか?