2015年にGoogleが公開したIA「DeepDream」、脳神経の動きを模したプログラムで画像を再構築するといったものだったのですが、作り出された画像があまりにカオスで世界中で話題になりました。
そんな「DeepDream」を利用した動画変換ツール「Bind」が公開されたのですが、まさに悪夢のような動画を生成して話題が再燃しているようです。
※かなりグロい画像・動画を取り扱う記事ですので、苦手な方は閲覧にご注意ください。
大体「目」が増えまくる
ざっくり「DeepDream」とは、指定された画像について予め学習させられた画像群から似た領域を探し、その部分を置き換えて新しい画像を作り出すAIです。
2015年7月に公開されたのですが、まさに「悪夢」のような画像ばかり生成され世界中で話題になり、Twitterで「#deepdream」を「画像」で検索するとヤバイ画像がたくさん出て来る事態に…。
Don't eat before bed. #spaghetti #deepdream pic.twitter.com/FCyrXUDrN8
— Thorne Brandt (@thornebrandt) 2015年7月4日
#DEEPDREAM CROISSANT pic.twitter.com/9g1FKcsnol
— DJ DETWEILER (@DeeJayDetweiler) 2015年7月2日
そんな「DeepDream」を利用した動画変換ツール「Bind」がGitHubで公開されたのですが…もう悪夢の予感しかしませんね。
例えばトランプ大統領のスピーチは獣系化け物のような感じに…。
女性レスラーが技を決めているシーンは、モンスターがこっちを見て笑っているようなテイスト…。
海外掲示板のredditには専用のスレッドで動画が随時追加されているので、興味のある方は覗いてみると良いかも知れません。
「Bind」はGitHubで一般公開されているツールなので、環境が整っている人は自身のPC上で動画を作り出す事もできますよ。
まとめ
最初に学習させた画像に犬などが多かったのか、ほとんどの画像や動画が目が増えたり(何もない所でさえ湧く)、獣化(毛皮みたいになるか動物の顔そのものに置き換わる)したりするんですよね…。
Googleが「DeepDream」に現在も手を加えているのかは定かではありませんが、もっと動物以外の画像も学習させた方が幸せになれるような気がします。