スマホが普及した現在誰もがダウンロードした事のあるアプリ、「こんなアプリがあれば良いのに」なんて思った事はありますか?
通常アプリの作成には非常に多くの専門知識を必要とするのですが、ほとんど専門知識なしにアプリを作れるサービス「KickAppBuild」がリリースされました。
必要な機能を組み合わせる
「KickAppBuild」は用意された機能をパズルのように組み合わせて1つのアプリを完成させるサービスで、完成したアプリは実際にApp Storeなどへの配信もできます。
基本的にはあらかじめ用意された機能パーツを組み合わせるだけなので、アプリ作成に必要な専門知識をほとんど必要としない事が特徴です。
パーツの数が非常に多く0から作るには苦悩しそうなイメージがあるのですが、ある程度目的別に整えられたテンプレートも用意されており、自分の作りたいアプリに近しいテンプレートを選んでから作成できるので初心者でもかなり安心して始められる親切設計。
またアプリとは別に専門知識が必要となるオンラインストア系の機能もあらかじめ用意されており、PayPalを利用した決済システムや受注メールシステム、カートシステムなどを簡単に実装する事ができるとの事。
アプリに独自の特色を出したい場合はHTMLやCSS、JavaScriptやjQuery Mobileを利用する事も可能だそうですが、基本的にはこれらの知識も必要なくアプリが作れるのがスゴイですね。
アプリを試しに構築するのは誰でも無料でできるのですが、実際に運用したり機能を有効にするには当然料金が発生し、月額5.99ドル(約670円)〜78ドル(約8,800円)の4つのプランが用意されています。
ちなみに作ったアプリはApp Storeなどにリリースしなくても専用アプリ『KickAppBuild』で端末テストする事ができ、出来具合を見てから上記料金決済を行う事ができます。
無料アカウント登録で10個のアプリを作成・テストする事ができるので、アプリ作成に興味のある方は試して見ると面白いかも知れません(ただし最低限の英語知識が必要です)。
まとめ
アプリをWebで作るサービスはこれまでにもいくつかリリースされていますが、無料で作成できて実機テストまでできるのはなかなか無かったと思います。
アプリの専門知識習得にはかなりの時間を要し、かつ常々変化していくものなので初心者には手を出し辛いですが、売れるアプリのアイディアがある人は頑張れば一攫千金も夢じゃないかも?