ドコモ、ソフトバンク、au…自ら基地局を備える携帯電話会社(いわゆる大手キャリア)は長らくこの3社のみでしたが、ここに新たな企業が加わるとのニュースが入ってきました!
その企業は、みなさまご存知のあの「楽天」。
「横並び」「高止まり」と批判されてきた料金形態に風穴が開くかもしれません…!
楽天が携帯キャリア事業に参入
日本経済新聞によると、楽天は来年1月にも「携帯電話向けに割り当てる電波の取得」を申請する方針を固めたとのこと。
この報道を受けて楽天は、「携帯キャリア事業への参入を検討しているのは事実」と認めるコメントを発表しています。
さて、報道によると楽天は2025年までに6,000億円ほどを調達し、基地局などに投資していくそうですよ。
「ん?てことは2025年までサービスは開始しないの?」と思いきやそうではなく、来年1月に携帯キャリア事業の新会社を設立し、2019年度中にサービスを開始する予定。ちょっと先ですが、思ったよりも早いという印象ですね。
ちなみに楽天は現在ドコモの回線を借りてMVNO「楽天モバイル」を提供していますが、これについてはどうなるのか不明。
とは言え電波が割り当てられれば自ら基地局を備えることになるわけですから、「楽天モバイル」のサービスを継続するにしても回線はドコモから楽天に変わることが予想されます。
これまでずっと横並びだった大手キャリア3社の料金形態。iPhone 8/Xでようやく変化が見えてきたとは言え、相変わらず高止まりしたまま。
しかしここに楽天が参入するとなれば、間違いなく風穴が開くことになるでしょう。
ユーザーとしては4社の間で価格競争となり、少しでも月額料金が安くなることに期待したいですね!