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もうTouch IDは登場しない?TrueDepthカメラ製造企業が巨大工場を購入

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iPhone XからTouch IDに代わりFace IDを実装したApple、多方面で他の機器へのFace ID搭載などが囁かれていますね。

どうやらAppleもその気のようで、TrueDepthカメラの主要サプライヤーが70万平方フィート(東京ドーム約1.5個分)もの工場を購入したと伝えられています。

TrueDepthカメラ増産に向けてか

指紋認証から「TrueDepthカメラ」を利用した顔認証に生体認証を変え始めたApple、噂ではiPadやMacなどでも順次採用されていくのでは?とされています。

しかしiPhone Xと言えば生産難が続き供給が間に合わない状態で、初回予約者は最長6週間以上もiPhone Xの到着を待たされる事となりました

この遅延には様々な要因があったワケですが、一番の原因はやはり新パーツである「TrueDepthカメラ」の歩留まりが悪く、一定基準以上の性能を持ったパーツを供給できなかった事にあります。

Apple幹部の話でiPhone Xがそもそも1年早くリリースされた事が明らかになっており、受注を受けた工場もきっとロクにテストもできないようなスケジュールで生産をスタートするハメになったのでしょう。

そんな「TrueDepthカメラ」は多くの企業が製造・組立に関わっているわけですが、その中の一部センサーを製造する企業「Finisar」が、この度70万平方フィートもの工場を購入したと報じられました

この工場は早ければ2018年半ばから稼働するそうで、「TrueDepthカメラ」の大幅増産やスケールメリットによってパーツ単価も下がる事が見込まれており、噂にあがっている「次世代iPhone X」や「iPhone X Plus」、「廉価版iPhone X」にもFace IDの搭載を可能にするそうです。

増産規模的にもiPhoneに限らず、例えばiPadやMacなどへの搭載も予想されており、WWDC2018では主要商品のほとんどにFace IDを搭載したモデルが登場するかも知れませんね。

スケールメリットによってパーツ単価も下がるそうですから、iPhone Xももう少し手頃な価格帯になるのかも知れません。

まとめ

Face IDの登場とサプライヤーの動きから、アナリストらは「Appleは完全にTouch IDを捨てFace IDに移行する」と予想しているとの事。

WWDCで発表される機種にどれだけFace IDが搭載されるのかはまだわかりませんが、Touch IDが完全消滅してしまうのはなんだか寂しい気もします。

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