Appleの主力サービスの1つであるiTunes、iPhoneユーザにとってはお馴染みのサービスですがその利便性は同業他社を圧倒するほどの人気を得ました。
特にアルバムから特定の曲のみダウンロード購入できるといった機能が人気の要因の1つだったのですが、なんとAppleは2018年いっぱいで終了させるつもりのようなんです。
Apple Musicの影響
Macのデフォルトミュージックプレイヤーであり、iOSデバイスやiPodのプラットフォームであるiTunes、親しみやすいプレイリスト作成や音楽のダウンロード販売などでWindowsユーザにも人気があるソフトウェアですね。
iTunesやiPodが流行った理由の1つに早期からの音楽ダウンロード販売があったワケですが、なんとAppleはこの機能を2018年いっぱいまでに終了させ、2019年からはApple Music一本に絞る計画を実行中だと言うのです。
2015年からスタートしたストリーミングサービスであるApple Musicの加入状況は思っていたほど芳しくなく、ライバルであるSpotifyに2倍近い差をつけられている状態。
それもそのはず、そもそもiTunesを利用して音楽ダウンロードをずっと行ってきたユーザが月額サービスに加入すると言うのは、大量に楽曲を保有しているユーザにとってあまり旨味のあるサービスには思えないからです。
Appleが音楽のダウンロード販売を取りやめるという情報は匿名の関係者から寄せられた情報だそうですが、この動きには様々な問題がつきまといます。
特に大きな問題は「1.ダウンロード購入した楽曲の扱い」「2.Apple Musicに加入しなかった場合」の2つが考えられますね。
1つ目について関係者によれば「Apple Musicに統合される」そうで、権利の問題でストリーミング再生できない楽曲は発生するもののダウンロードした状態であれば再生可能との事。
2つ目についてはまったく言及されていないので不明としか言いようがありませんが、最悪Apple Musicに加入しないと今までダウンロードした楽曲が利用できなくなる可能性もあるでしょう。
まとめ
音楽のダウンロード購入はストリーミングサービス登場以降減少傾向にあるそうですが、Appleのこの動きに難色を示す人も少なくはありません。
Appleはこれらの情報を否定しているそうですが、iTunesからアプリ管理機能を削除した過去もあり、いずれダウンロード購入を削除しても不思議ではない状況ですね。