中国ではすでに完全無人コンビニなんてのも出てきていますが、コンビニエンスストアのローソンは深夜の無人レジ化の導入を発表しました。
24時間営業を継続の為に一部店舗から無人レジ導入へ
少し前だと24時間営業の牛丼チェーン店での1人(ワンオペ)体制が過酷だと話題になり、人が集まらないなんてニュースがありましたよね。
最近だと「ロイヤルホスト」が24時間営業を取りやめたり、「ガスト」などのファミレスも深夜帯の営業を取りやめるなど深夜営業を見直す動きも始まっています。
その一方で24時間空いてて便利という印象のあるコンビニでも「ファミリーマート」が一部店舗で営業時間を短縮する実験を始めたと話題になりました。
コンビニというと中国では「大型の自動販売機」となっているものの、実質的に完全無人化したコンビニが登場して、うまくいっているなんてニュースもありましたよね。
そういうのが日本でも出てきてもいいのにと思ったらですよ、「ローソン」が来春より深夜帯の「無人レジ」導入を発表したんです。
おお、ついに日本でも無人コンビニが!と思ったのですがさすがに一気にそこまでは行かず、店員はいるもののレジ業務をセルフレジのような形態で対応する形に模様。
流通ニュースによると、決済は自分のスマホに入れた専用アプリで商品のバーコードを読み取って、アプリ内で決済する仕組みになるとのこと。
それにより店員はレジ業務に追われることなく、その他の清掃・商品陳列などの業務に専念できるようにするのが狙いだそうですよ。
さてそうなると防犯上の心配も出てくる訳ですが、この「無人レジ」導入に合わせて専用アプリがないと入店できないシステムも検討しているんだとか。
これで確かに今よりは店員さんの負担は軽減されそうですが、一方で気になるのはこのシステムを利用するためには専用アプリをダウンロードした上で、クレジットカードなどの決済手段の登録が必要な点。
万引き防止などを考えると必要なのは分かりますが、それにより利用ハードルが上がった結果、こういう事に詳しくない方はどう使ったらいいか分からないなんて問題も出てきてしまう気もします。
また今後はこういうシステムの導入が増えていくことも考えられますが、それぞれのサービスが専用アプリを出してきて登録・使い分けが面倒くさい…なんてことがありそうですよね。
そうならないように、できれば無人レジ決済用の統一アプリなんてのを出してくれることを願いたいものです。