世界でもトップレベルのユーザ数を誇るSNS「Facebook」、便利である反面詐欺やフェイクニュースの蔓延の温床になるなど、度々その便利性が問題視されていますね。
Facebook側もアレコレ手を尽くして防止などに努めているようですが、最近は「本人確認用顔写真の提出」を要求しているようです。
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あくまでボット確認?
今や世界最大のSNSとも言われるFacebook、そのユーザ数は2017年時点で18億人を超えており、世界で4人に1人はFacebookを使用した事があるレベルです。
しかしその利用者の多さや利便性から、詐欺やフェイクニュースの拡散に利用される事も少なくなく、Facebook側も様々な手法でそれらを防ごうとしている模様。
その1つとして今話題になっているのが「本人確認用顔写真の提出」で、とあるユーザーがTwitterに投稿した画像が注目を集めています。
それはFacebookにログインしようとした時に「本人確認用顔写真の提出」を求められたスクリーンショットで、顔写真を提出するまではアカウントがロックされ使用できなくなっている事が、Twitter本文にて説明されています。
a friend sent me this: Facebook is now locking users out of account features, then demanding that those users “verify” their account to get back in by scanning an image of their face. AN IMAGE OF THEIR FACE. pic.twitter.com/T4TIsJFxX8
— can Amy Goodman pls stop inviting Assange on thx (@flexlibris) 2017年11月28日
どうも「ユーザが実在しているかどうか」を判定しているようで、プログラムによる自動投稿などを行う「ボット」だと判定されたユーザ等にこの処置を行っている模様。
提出が必要な写真は、ネット等に公開した事がない自分自身の顔写真が条件のようで、Facebookによれば「アカウントが本物であるかどうか判断するため、提出された写真が唯一のものか調べる」との事。
もし判定が「本人または人間ではない」と判断された場合アカウントがどうなるのかは明記されていませんが、おそらく凍結ないし削除されてしまうのでしょう。
アカウントが乗っ取られ利用された場合もこの処置を受ける事があるようなので、もし身に覚えがないのにこの画面が表示された場合は、アカウントが乗っ取られて利用されている事も視野に入れなくてはなりませんね。
まとめ
海外の掲示板サイトRedditによれば今年4月頃からこの画面を見たユーザがいるようで、おそらくその頃から少しずつ利用されている処置だと考えられています。
これは数あるFacebookのアカウント確認方法の1つだそうですが、Facebookは何をもって提出された顔写真を「本人である」と判定するのか、気になるところではありますね。