マップを見つつ歩き回って楽しめる『Pokemon Go』。配信開始から一年以上を過ぎた最近でも鳥取砂丘に人が集まりまくる現象が起き、なんやかんやでまだ流行っているようです。
その名前に便乗してか、また「Go」なアプリが新たに登場しました。
その名も『伊能でGo』。伊能忠敬が歩いた足跡を訪ねるスタンプラリーアプリなのですが、これがなかなかにヤバいアプリだったんですよ…。
フルコンするにはほぼ日本一周がマスト!?
昨年に配信され、日本のあっちこっちで良くも悪くも話題となった『Pokemon Go』。
一時はオワコン化とも言われていましたが、11月24日から3日間行われた鳥取砂丘でのイベントには8万7,000人が訪れ、まだそれなりには流行っているようですね。
今回紹介する「Go」なアプリの『伊能でGo』は、伊能忠敬の足跡を訪ねることを目的としたスタンプラリーアプリ。
17年に渡って全国を歩き回り測量した伊能忠敬ですが、その偉業をリアルな土地感覚で再現できるのがこのアプリの売りのようです。
そしてこのアプリのヤバいところは、例えば歩数計のデータを使ってスタンプを集められるというわけではなく、実際に伊能忠敬が泊まった場所に行かないとスタンプが押せないということ。
イメージ的にはリアルのスタンプラリーをそのまま持ってきた感じ。
全国測量の大変さは確かにわかりますが、日本全国が対象のスタンプラリーってヤバいでしょ…。全部集めるにはほぼ日本一周をしなくちゃいけないわけですし。
仕組みとしては、アプリを起動すると半径50km圏内の宿泊地が表示され、その宿泊地の半径500m以内に入って「足跡を印す」ボタンを押すとスタンプを押すことができます。
ちなみに宿泊地は全国で3,128箇所あるそう。そもそもフルでコンプできる人がいないのでは…!?
公式サイトによると、北海道から鹿児島県まで宿泊地=スタンプはあるそうで、「お出かけの時がスタンプのチャンス」と書かれています。旅行や出張のついでならまあ、わからなくもないか…。
集める条件が大変だったり、「Go」というフレーズを言いたかっただけじゃないかと思ったりと、なかなかツッコミどころがあるような気がしますが、Pokemon Goとは違うノンフィクションな「Go」アプリも悪くない…かもしれません。