iPhoneに次いで人気のあるApple製品「iPad」、初期は「大きなiPhone」な感じでしたが、現在は「PCのようなデバイス」に進化してきていますね。
この度AppleはiPadに関する新しいCMを公開したのですが、それはAppleがiPad Proを「PC以上の立ち位置」にしたいという願いが垣間見えるものでした。
What’s a computer ?
Appleは先日、iPad Proに関する新しいCM動画「iPad Pro — What’s a computer — Apple」を公開しました。
このCMは1分ほどの短めな動画なのですが、iPad Proがユーザにとってどのような存在になって欲しいのかという、Appleの野心を感じさせるものに仕上がっています。
路地でiPad Proを使いビデオチャットを楽しむ少女は、チャットをスクリーンショットで撮影しそのままペンツールで落書き、マルチタスキングで開いていたテキストチャットで画像を共有してみせます。
初期のiPadでは到底考えられないようなこの動きは、まるで軽快なパソコンを使っているような印象を与えますね。
何やらテキストをタイプしていると目の前の「何か」に気づいた少女、とっさにメニューからカメラを起動してそれを撮影しようと試みます。
「何か」の正体はカマキリだったのですが、もし一般的なノートPCで作業していたらこの咄嗟の1枚は撮影できていなかったかも知れません。
iPad Proではまるで高価な液晶ペンタブレットを使っているような感覚でイラストを描いたり、直接指で操作する直感的な操作で写真付きの資料を作成する事もできます。
液晶ペンタブレットは趣味で購入するにはあまりに高価ですし、一般的なPCではこのような直感的な操作でプレゼンテーション用の資料を作ったりする事はできないでしょう。
少女は帰宅後に庭で寝っ転がりながらなにやらiPad Proで作業をしているのですが、そこに隣家の女性が「コンピュータで何をしているの?」と問いかけます。
少女は不思議そうな顔で「コンピュータって何?」と答え、また作業に戻ってしまいました。
まとめ
Appleは「コンピュータ」に代わる存在として「iPad Pro」を浸透させたいのかも知れませんね。
まだまだパソコンにはできてiPad Proにはできない事も多いのですが、皆さんはiPad Proのような大型タブレットデバイスが、例えばノートPCにとって代わる時代が来ると思いますか?