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警察官のいない警察署?中国が無人の「AI警察署」を発表

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财经内参

次々と新しい製品が発表されるAI産業、身近なものではスマートスピーカーが、専門業界ではプロ顔負けの囲碁AIなどが多数リリースされていますね。

IT分野で目覚ましい進歩を続ける中国はこの度、このAI産業で新しい試みである無人の「AI警察署」を発表しました。

いわゆる事務的な作業

SFものの近未来作品に見られるAIが多数活躍する世界、映画や漫画の中だけの話だと思っていたら、いつの間にか多くのAI製品がリリースされる時代になっていましたね。

自動運転車や会話ロボットの登場などが分かりやすい例なのですが、なんと中国で無人でAIがすべての業務をこなす「AI警察署」を建造中である事が明らかになりました。

「ついにSF作品のロボット警察が!?」ともドキドキワクワクしたのですが、この「AI警察署」は免許更新などの事務的な業務専門との事。

ちょっとがっかりな気もしますが、この警察署は無人ゆえに24時間の営業を可能としており、忙しくて一般警察署の免許更新に間に合わない人でも、AI制御のシュミレーターテストに合格できれば免許を更新可能なんだとか。

この警察署の利用には専用のアプリやカード類などは必要なく、すべて顔認証で行われるそうで、イチイチ窓口で証明書を提示する必要もなくサクサク手続きが進む模様。

また窓口で手続きに必要な情報が自動的に収集される為、手続きのために担当部署に足を運んだり、複数の窓口でそれぞれ手続きを済ませるといった面倒が省かれるそうで、利用者も今まで以上に快適に免許更新などを行えるようになるそうです。

他にも遺失物の届け出などといった事務的な手続きをできるようにするそうで、事件事故でもない限りはこの「AI警察署」でほとんどの手続きが済みそうですね。

顔認証と情報統合にどれほどの精度があるのか今はわかりませんが、いずれは世界中でこういったサービスが当たり前になるのかも知れません。

まとめ

「AIが人間の仕事を奪う」なんてよく言いますが、こういった事務的な作業を円滑にするためのサービスならどんどん開発を進めて欲しい所ですね。

無人の警察署だけあって365日24時間利用できるとの事で、筆者はむしろ区役所とか市役所とかに導入して欲しいなんて思ってしまいます。

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