iPhone X発売を前に世界中のApple Storeでは、当日発送分を予約できなかった人が当日発売分を手に入れようと、長い列を作っていたそうですね。
ある意味毎度恒例の行列ではあるのですが、なんとニューヨークでこの行列を利用したドッキリが行われていたようです。
ガラス張りの地下鉄入り口
皆さんは「フラッシュモブ」という、ネット上で知り合った不特定多数の人間が、公共の場で突如パフォーマンスを行う行為を知っていますか?
いわゆるサプライズパフォーマンスの一環なのですが、世界的に有名なフラッシュモブ集団「Improv Everywhere」は、毎度恒例のAppleの行列をフラッシュモブにしてしまいました。
ニューヨークはマンハッタンにあるとある地下鉄入り口は、ガラス張りのエレベーターとなっており特に特徴のない出入り口。
その入り口に何を思ったのか、「Improv Everywhere」メンバーはガラス部分にAppleのリンゴロゴを堂々と貼り付けました。
そしてAppleのスタッフっぽいロゴ入りTシャツを着た数人がエレベーター前に待機し、いつの間にか一般人を装った「Improv Everywhere」メンバーが長い列を作り始めます。
地下鉄入り口を移さないように写真を撮れば、まさに「毎年恒例のApple Store前行列」のワンシーンに見えたでしょう。
街ゆく人が「なにこれ?」「こんな所にApple?」なんて思っていると、おもむろにエレベーター出口から白い紙袋を持った男性がガッツポーズしながら出てきます。
しかもTVの取材を思わせるようなカメラマンとレポーターに扮したスタッフまでおり、一部の人はしばらく本気でAppleのイベントがココで行われていたと思っていた模様。
最後は何事もなかったかのようにロゴを外し、彼らはどこかへ去って行ってしまいました。
まとめ
このフラッシュモブは現地時間の10月31日に行われており、Appleイベントなどをチェックしている人には通じないでしょうが、道ゆく一般の人々には本当にイベントがあったように見えたでしょう。
今の所Appleからのお咎めは無いようですが、Redditでは本気で信じたユーザが情報提供を呼びかけ、主催者がフラッシュモブであった事を説明する事態にもなっていたようです。