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OLEDディスプレイの「焼き付き」と「バーンイン」は避けられない?Googleが2年の保証展開へ

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ついにiPhoneでも採用となったOLEDディスプレイ、「省スペース」「省エネルギー」「色が綺麗になる」とメリットがかなり多い部品です。

しかし問題が多いのも事実で、Pixel 2でOLEDディスプレイを採用したGoogleは異例の保証を展開しました。

画面の2年保証

何かとメリットが多く様々なスマホで採用が進んでいるOLEDディスプレイ、iPhone Xでも採用しており今後のスマホのほとんどに搭載される事が予想されています。

しかしデメリットが無いワケではなく、かねてより専門家らはOLEDディスプレイについて「焼き付き」と「バーンイン」と呼ばれる不具合を危惧していました。

「焼き付き」は読んでそのまま、画面に映し出した像が徐々に画面に焼き付き残ってしまう現象で、昔のテレビやPCでは割と多かった問題です(スクリーンセイバー登場の理由でもあります)。

もう1つの「バーンイン」はディズプレイに意図しない表示が出る現象で、下記画像は両方とも「黒い画像」を表示しているのですが、右側の端末はバーンインが発生し画面の下の方に青い光の筋が発生してしまっています。

「焼き付き」も「バーンイン」もOLEDにとっては避けられない問題であり、また1度発生すれば2度と戻らない事からかなり致命的な欠陥と言えますね。

Pixel 2/2 XLでOLEDディスプレイを搭載したGoogleがまさにこの問題に直面しており、「購入して1週間で画面の下1/3がバーンイン」してしまったユーザも確認されています。

この問題を受けてGoogleは、業界的に異例の「購入後2年間のディスプレイ保証」展開を発表、購入してから2年以内ならディスプレイに問題があった場合保証する(委細は不明)事を約束しました。

ソフトウェアアップデートでもこの問題に取り組んでいくと発表しており、Googleが思っていた以上に「焼き付き」と「バーンイン」は発生しやすく、この問題をいかに発生させないかが今後のスマホの課題になりそうです。

まとめ

まもなく発売となるiPhone XでもOLEDディスプレイを採用しており、ソフトウェアやハードウェア構造でどれだけ問題が解決されているのか気になるところですね。

日本では技適を取得していないので使うことすら許されないPixel 2/2 XL、今後の問題発生やその対応について世界中で注目を集めています。

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