もうじき予約がスタートするiPhone X、製造上の問題で初回発送は600〜1,200万台程度とかなり少ない見込みになっていますね。
そんなiPhone Xの目玉である「ベゼルレス」なんですが、発売直後はほとんど恩恵が無さそうな画像がアップロードされていました。
Apple社員のもの?
プレミアムモデルとしてiPhone生誕10周年を記念して作られたiPhone X、ホームボタンレスやFace IDなど今までのiPhoneにはない多数の要素を引っさげて発表されましたね。
iPhone Xには今スマホの主流になりつつある「ベゼルレス」が実装されるワケなんですが、やっぱりというか、しばらくその恩恵はほとんど受けられないようです。
「米国版2ちゃんねる」とも言われている「reddit」にて先日、「Pokémon GOをプレイするiPhone X」の画像がアップロードされました。
この画像は現地時間の9月14日に撮影されたものらしく、画像右上に写っている自転車は「Campus Bike」と呼ばれるAppleのキャンパス内を走る従業員用の自転車であり、画面には9月いっぱいまでクパチーノで出現したポケモン「ライコウ」が写っています。
上記の事から「クパチーノのキャンパスでApple社員がPokémon GOをプレイしていた」ところを撮影したものと思われるのですが、その画面には上下にベゼルのような真っ黒な領域が…。
この真っ黒なゾーンはおそらく、iPhone X用の表示コードが実装されていない場合に強制表示されるものだと思われます。
この現象の対応には個々のアプリがiPhone X用の表示コードを用意するしかなく、またiPhone Xが品薄すぎてテストも滞り(実機テスト無しでコードのみ実装する事も可能ではある)、しばらくベゼルレスなのはApple純正アプリのみに限られてしまうでしょう。
順次対応されるとは思いますが、そもそも4つの角が丸みを帯びている事、Face ID用のカメラがある「切り欠き部分」の対応も考えると、複雑な表示が多いアプリほど時間がかかるような気もしますね。
まとめ
そもそもこの画像が本物かは調べようがないですが、もし本物ならしばらくほとんどのアプリはこんな表示になっちゃうんでしょうね。
画面の上下にボタンがあるアプリや、ゲーム系に見られる複雑な表示や複数パターンのUI/UXを実装しているアプリは、かなり対応に時間がかかると思われます。