ホーム画面でアプリを開かずとも「降水確率」や「残り通信量」などを知ることが出来た、便利なバッチ機能ですが、もうこれからは使えなくなりそうです。
天気予報系アプリや通信量チェッカー系アプリでバッジを愛用していた人は、これは大打撃ですよ!
Appleのガイドライン違反で本来の用途以外でのバッジ使用はNGか
アプリに表示されるバッジといえばメールやLINEの未読、アップデートが必要なアプリの数を表示するなどの用途に使われていますよね。
またバッジという特性を生かして、天気アプリで「降水確率」や「今月の残通信量」を表示するなんて使い方もされており、活用していたという方も多いハズ。
そんな便利なバッジ機能ですが、今後は未読などの本来の使い方は以外はNGになるかもしれないことが判明しました。
これはiOS版の「Yahoo!天気」が、アップデートで「バッジによる降水確率や気温を数字で表示できる機能」の提供を終了をしたことで分かったのですが、
当初は詳細な説明がなかったものの、あまりに本機能の提供終了に関する反響が大きかったことでYahoo!側がその理由をお知らせに追記したんです。
その理由は以下の通り。
今回AppStoreを運営するApple社より、バッジを使った気象情報を表現する機能がiOSのガイドラインに反するとの指摘を受け、継続して機能提供することが難しくなりました。
引用元:Yahoo!天気・災害 おしらせ
どうやら本来、未読などを示すバッジ機能をそれ以外の用途に使っていることがNGとのこと。じゃあ最新版にアプデしなければよいかというと、今後は過去バージョンでも表示ができなくなる可能性があるようです。
Appleがダメと言うならもうしょうがないところではありますが、『Yahoo!天気』が指摘を受けたとなると今後他のアプリでも同様の指摘を受けて使えなくなると見て間違いないでしょう。
調べてみると、指定した日付からの日数をバッジでカウントダウン表示できる『DayRemain』も同様指摘をされたようで、
アップデート文言では「更新しないで!」という呼びかけに続いて、バッジ機能をなくすかストアからアプリを削除されるか選択を迫られたことが生々しく説明されていました。
こうなると、どんなアプリだろうと「未読表示」以外の用途でバッジを使っている場合にはリジェクト対象になるのは間違いなく、今後のアップデートで特殊なバッジ機能はなくなっていくと思われます。
ひとまずの対策としてはバッジ機能を使ってるアプリはアップデートしないのが一番ということになってしまいますが、残念ながらユーザーとしてはいずれ使えなくなると思っていた方がよさそうですね。