現在Amazonが独占状態のスマートスピーカー市場、GoogleやAppleなどの大手も参入しこれから市場の激化が予想されていますね。
そんなスピーカー業界に、日本が誇る電機メーカーSONYが12月頃から参入する方針を固めました。
IFA 2017に出展したモデル?
まだ日本には馴染みの薄いスマートスピーカー、以前より世界で独占状態を作っているAmazonの「Amazon Echo」が先日、日本発売を正式発表しにわかに活気付いて来ています。
また後追いであるGoogleの「Google Home」も10月6日に日本で発売、AppleもWWDCで「HomePod」を発表、LINEが先行体験版をリリースしていた「Clova WAVE」を先日販売開始しました。
業界は今まさに群雄割拠に突入しようとしているのですが、なんとここに来てSONYが正式にスマートスピーカー市場に参入する事を決定したようです。
実は今年9月にドイツで開催された家電イベントIFA 2017でSONYは、Google Assistant内蔵ワイヤレススピーカー「LF-S50G」を発表しており、関係者の間で参入が囁かれていた模様。
世界的にもスピーカーやヘッドフォンと言った音響周りの事業で成功しているSONYの参入は、正直上記列挙したIT企業にとってはかなり脅威だと考えられますね。
ベースにはGoogle Assistantが採用されると見られておりソフトウェア面は問題なし、音響関係も長年培ってきた技術が採用されるとなれば、かなり高品質なスマートスピーカーとしてリリースされる事が予想されます。
なんとなくIT企業がリリースする印象の多かったスマートスピーカー、今後はSONYを筆頭にスピーカーメーカーも音質を最大限押し出したモデルを提げてくるかも知れませんね。
発売されるのが以前IFA 2017に出展した「LF-S50G」なのかは不明ですが、12月に日本語対応した製品を国内販売するとの事で、音質にこだわる方にはなかなか嬉しいニュースかと思います。
まとめ
筆者が贔屓しているスピーカーメーカーはまた別なのですが、SONYが参入すると聞いて「スマートスピーカーの音質がグッと良くなるかも?」と結構ワクワクしました。
以前出展された「LF-S50G」は詳細規格は不明なもののサブウーファーを搭載し、IPX3にも対応した防滴仕様だそうで、そのまま発売されるならかなり優秀な商品になるかと思います。