記事内にアフィリエイト広告が含まれます

高騰するiPhone価格、今後は安くなるかも…!チップを独自開発に切り替えか

ニュース

OSとハードウェアの親和性によってブランドを確立したiPhone、他のスマホに比べれば自由度などは劣るものの、一般的な使用をしているかぎり他のどの端末よりも安全なのが売りですね。

とは言えハードウェアのほとんどが他社製品なのも事実、Appleはこれからどんどんハードウェアも自社生産に切り替えていくかも知れません。

これにより、高騰するiPhoneの価格が安くなるかも!詳しくご紹介します。

IntelとQualcommと手を切る?

iPhoneはAndroidと異なり、汎用パーツの組み合わせではなく独自設計の他社製パーツを利用する事で、OSとハードウェアの親和性を高めてきました。

それはカタログスペックに捉われない高性能さや、特別な事をしない限りかなり安全に使用できるという点において他社製品を圧倒しています。

ただ「独自設計の他社製パーツ」を用意するというのは簡単な事ではなく、設計者であるAppleと生産者が手を取り合い開発、高額なロイヤリティ契約(特許使用その他)を結び、円滑に製品を供給する事でのみ成立します。

以前よりAppleはモデムチップ(通話やネットの回線を司る部分)でQualcomm製のものを採用してきましたが、現在お互いに報酬面について訴訟し合う状態に発展してしまい、iPhone 7からIntel製のチップも採用することになりました。

この殴り合い状態からわかる通り主に報酬面で揉める事が多く、また高額なロイヤリティ契約のせいで端末自体の原価が高騰してしまう問題があり、お世辞にも賢い選択とは言えません。

しかし業界関係者によると、Appleはこれらの問題解決の為に独自設計の「他社製パーツ」を購入する現在の方針から、独自設計の「自社製パーツ」を使用する方針に水面下で切り替えていると言われています。

もともと設計自体はAppleが手がけており、製造技術と施設さえ手に入ればAppleが自社製ハードウェアを生産する事自体はそこまで難しい事ではなく、また訴訟問題や原価を下げられる面からもメリットが非常に大きい方針ですね。

iPhone Xは非常に高額な製品となってしまいましたが、順次自社製品に切り替えていく事で次世代iPhoneはより高性能で、より安価になる可能性が非常に高くなります。

まとめ

このニュースは消費者にとっては大変喜ばしいニュースなのですが、QualcommをはじめIntelなどのサプライヤーは巨額の報酬とお得意様を失うことになりかねず、サプライヤー関係者から不安の声も上がっているそうです。

生産施設を持っていないAppleは、生産施設を持つ必要なサプライヤーをまるっと買収してしまうかも知れませんが、買収されず契約を打ち切られたら元GPUサプライヤーのように実質的死を迎えてしまうかも知れませんね…。

LINEMOLINEMO
タイトルとURLをコピーしました