何かと比較されるiPhoneとGalaxy、人気スマホの筆頭機種だけにさまざまな対決(物理を含む)が行われていますね。
ベンチマークテストでは基本iPhoneがGalaxyを圧倒する事が多いのですが、実際のアプリ起動にはどのような差があるのか対決動画が公開されています。
僅差でiPhoneの負け
世界でも非常に人気のあるiPhoneとGalaxy、ベンチマークテスト対決はもとより落下テスト対決といった機器そのものが破損しかねない対決も数多く行われていますね。
最新機種であるiPhone 8 PlusとGalaxy Note 8は各所でベンチマークテストが行われており、基本的にiPhone 8 PlusがGalaxy Note 8を圧倒する結果を残しているのですが、実際アプリの起動はどちらが早いのでしょうか?
上記動画ではデフォルトアプリやブラウザ等を含む16個の共通アプリを起動したタイム、折り返して各アプリを再起動したタイムをそれぞれ競っています。
最初の起動ではiPhoneが1分27秒35、Galaxyが1分30秒48とおよそ3秒iPhoneがリードする形で、そのまま折り返してアプリの再起動がスタート。
再起動ではiPhoneが40秒44、Galaxyが31秒10とGalaxyがおよそ9秒もリードする形で対決は終了、総合タイムはiPhoneが2分7秒79、Galaxyが2分1秒58とおよそ6秒差でGalaxy Note 8の勝利となりました。
確かにベンチマークテストではiPhoneがGalaxyに非常に大きな差をつけて勝っているのですが、そもそもiPhone 8 Plusに積まれているメモリが3GB、Galaxy Note 8には6GBが積まれている事を考えれば、単純にメモリに残る容量的にGalaxyが勝つのは必然だったと言えるでしょう。
とは言え、メモリ実装が半分のiPhone 8 PlusがGalaxy Note 8に肉薄する結果を残せるというのは、ひとえにOSとハードウェアの親和性が成せるもの。
カタログスペックで最新Androidに負けているiPhoneがベンチマークテストなどでAndroidに勝てると言うのは、Appleの企業努力を感じさせますね。
まとめ
実際メモリ実装に2倍の差が有るPC同士でこの対決をしたら、もっと分かりやすいタイム差でメモリが少ない方が負ける事は明確なだけに、この結果はなかなか面白い結果だと言えます。
残念ながら僅差で負けてしまったiPhone 8 Plusですが、iPhone Xにはより高度なハードウェアが積まれると予想されており、次回対決が気になるところです。