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iFixitが早速iPhone 8を分解!なんとiPhone 7よりもバッテリー出力・容量が低下している事が判明

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iFixit

ハローワールド、Hikaru Sanoです。

分解でおなじみのiFixit、今回発表されたiPhone 8さっそく発売日に分解し、使用されているハードウェアや分解方法などを紹介しました。

その結果なんと「きっと容量が増えるだろう」と噂されていた、iPhone 8のバッテリー容量や出力がiPhone 7よりも低下している事が判明しました。

容量と出力は低下するも駆動時間は変わらず?

さまざまなモバイル機器やPC、ゲーム機などを分解し紹介するiFixitはさっそく、iPhone 8を分解した結果を発表しました。

iPhone 8の分解は全17ステップ完了、修復性スコア(修理のしやすさ)は6/10と、iPhone 7に比べ無線充電ユニットなどが増えたためか分解修理しにくくなったと評価

そのステップ紹介ではハードウェアの説明や分解時の注意などが書かれているのですが、なんとiFixitによる分解調査の結果、iPhone 7に比べてiPhone 8のバッテリーは容量が低下している事が判明しました。

iPhone 7のバッテリー容量は1,960mAhで電圧は3.8Vだったのですが、iPhone 8のバッテリー容量は1,821mAhで電圧は3.82Vとなっているとの事。

数字だけ見ると「容量減ってるやんけ!」ってなるのですが、Appleの公開している仕様によれば駆動時間自体は変わっておらず、もし仕様通りなら「バッテリー容量は減ったけど消費電力をそもそも減らせた」事になります。

実際iPhone 7のバッテリーの出力は7.45Whで、iPhone 8の方は6.96 Whであり、より少ない出力でiPhoneを制御できている事がわかりますね。

バッテリー容量が減少した主な原因は、新搭載された「無線充電モジュール」の物理的空間占有によるものが大きいと考えられ、ワイヤレス充電を搭載する上でバッテリー容量低下は避けられなかった事なのでしょう。

使用者の利用方法によって当然変わってくるものではあるのですが、iPhone 8はiPhone 7と同等の時間使う事ができるようで安心しました。

まとめ

とは言え、一般ユーザのほとんどは「無線充電よりも充電容量」だった事は明らかですから、噂でバッテリー容量が増えると言われていただけにショックなファンは多かったようです。

残念ながらiPhone 8 Plusの方のバッテリー容量などはわかっていないのですが、iPhone 8と同様の理由で容量や出力が減ってしまっているのは確実でしょう。

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