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人の時間を株のように売買できる「タイムバンク」始まる!現在の最高額は1秒122.4円

アプリ

ども!ともぞうです。

人に価値をつけて売買できる「VALU」がYouTuberヒカル氏の騒動で話題になりましたが、今度は人の時間を売買できるサービスが始まりました。

今月9月11日よりiOSアプリにてβ版でサービスを開始したのは「タイムバンク」。

専門家や経営者の時間を10秒単位で売買できるのですが、開始から約2週間ですでに1秒122.4円の価値をつける人も出てきているようですよ!

専門家の時間を10秒単位で売買できるサービス「タイムバンク」

ヒカル氏の騒動で一躍一般に知られることになった「VALU」は、審査はあるものの誰でも自分自身の価値を売買できるという仕組み。

それに対して「タイムバンク」は、運営が一定の審査を元に専門家や経営者の時間そのものに価値をつけて売買出来るサービスとなっています。

時間やスキルなどの売買と言えば、似たようなものとして自分のスキルを30分からの単位で売り出せるTimeTicket[タイムチケット] や、

時間ではなく自分のスキルや知識で出来ること自体を売ったり買って利用したりできるココナラなどがあるのですが、

これらのサービスと「タイムバンク」が大きく違う点は、その人の時間を買って終わりではなく売ることも出来るという点。

それにより需要と供給の関係から、その人の時間の価値に価格変動という要素が加わりあたかも株のように取引が行われるという訳です。

で、そのサービスが今月11日から始まったのですが、実際誰にどんな価値が付いているのかのぞいてみると…

テレビ番組でコメンテーターとして出られているので、名前は知っている方もいると思われる「はあちゅう」さんを発見。しかも1秒の価値が122.4円と「タイムバンク」内で最高額をたたき出しております。

しかも詳細を見ると分かるんですが、彼女の時間を利用できる内容はビデオチャットで最低時間が20分。

ということは…20分 = 1,200秒 x 122.4円で146,880円!うん、高いのか安いのか良く分からないw

仮に1時間自分の為に時間を使ってもらおうとすると、440,640円!需要と供給のバランスの結果とは言え、キャリアや恋愛、セルフブランディングの相談にこれだけの価値があると買った人は判断しているということですよね。

しかもアプリの取引一覧というタブを見ると評価損益額という表示があり、専門家の時間を利用するために買うというよりか、株に近い投資という様相。

なので実際には時間を使う人よりも、実際には価格の変動を見つつ時間を売買する投資目的で利用されることを想定しているようですね。

それにしてもVALUは取引単位がVAとなっている上に購入には仮想通貨を使っていることもあり多少マイルドだったのですが、「タイムバンク」は表示も円なのでなんとも言えない生々しさが漂ってるように感じてしまうのは自分だけでしょうか?

さらに当然時間を売ると言うことは寿命があるので、その総額は有限。先ほどのはあちゅうさんで見てみると平均寿命を考慮した上で時間総額は2,123億円

いわゆる会社で言うところの時価総額と言ったところですが、残りの人生の価値が2,123億と評価されるってのは正直すごい…。

仮想通貨もそうですが、今後はこうやって実態がないものに新たな価値を生まれるサービスや仕組みってどんどん増えていくんでしょうね。

ただ「VALU」の時のように法整備が整っていない分野だけに、規約をすり抜ける行為が思わぬ落とし穴になるケースがあるのも事実。

「タイムバンク」はその辺を考慮してか、現在は一度に売り出せる時間は1,000万円未満に制限されているそうです。

じゃあ、自分の1秒の価値っていくらくらいなんだろう?と一瞬考えたのですが、むなしくなるだけなので辞めておきました…。

LINEMOLINEMO
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