ハローワールド、Hikaru Sanoです。
発表前から品薄や生産の難航などが噂されていたiPhone X、10月27日予約開始11月3日発売とあってiPhone 8/8 Plusに比べるとかなりズレ込みましたね。
そんなiPhone X、なんと現時点でまだ製造ラインが稼働していない、とアナリストがレポートを公開し物議を醸しているようです。
製造開始は10月中旬?
かねてより仕様の難航や品薄、製造遅延が噂されていたiPhone X、それでもスペシャルイベントでは実際に動く実機でデモンストレーションが行われ、世界中で注目が集まりました。
iPhone 8/8 Plusについては比較的すぐに予約と発売がスタートしたワケですが、iPhone Xは10月27日予約開始11月3日発売がアナウンスされている状態です。
そんなiPhoneX、なんと現時点でまだ生産がスタートしておらず、生産開始は早くても10月中旬にズレ込むようだ、とアナリストであるクリストファー・カソ氏がレポートを公開しました。
カソ氏はアジア旅行中にiPhoneに関するサプライチェーンに聞き込みなどの調査を行っており、「デバイス(iPhone X)の供給(発売)は12月までズレ込む可能性がある」と発表。
調査の中でカソ氏は、「(iPhone Xの製造)注文は確定しているものの、製造スケジュールはどんどん先送りされている状態」としており、製造ラインは確保してあるのに生産自体のスタートができない状態である事が明らかになりました。
コレにはいくつかの理由が考えられ、
- 最終仕様が実は決まっていない
- 特定のパーツ(OLEDなど)が手に入らない状態
- なんらかの製造工程(方法)に問題がある
- テスト機で致命的な不具合が見つかった
- Qualcommとの特許抗争
もしかしたら上記のような理由で、製造スタートに踏み切れない状況がダラダラ続いている可能性があります。
一応11月3日発売が正式にアナウンスされているワケですが、この状況がまだまだ続くようなら最悪発売延期、あるいは超品薄状態での発売になるかも知れませんね。
残念ながらなぜこのような状況が続いているかの理由まではわからなかったそうですが、Apple的にも発売延期だけは避けたいところでしょう。
まとめ
iPhone 8/8 Plusでは予約を利用した転売が各種オークションサイトなどで展開されていますが、iPhone Xは法外な価格を付けられてオークション転売される可能性が非常に濃厚ですね…。
ハードウェア的にかなりの変更を加えたiPhone X、一般に普及するのはまだまだ先になってしまいそうです。