ハローワールド、Hikaru Sanoです。
まもなく発表されるであろうiPhone 8、ハードウェア的にも大幅に手が加わる事が予想されており、Appleのファンは元より投資家なども注目しているそうです。
そんなiPhone 8、なんと識者によればあまり売れず、むしろ昨年発表されたiPhone 7/7 Plusが売れると予想されているそうなんですが、一体どういう事なんでしょうか?
買い替え周期と値下げの影響
Appleは2007年に初代iPhoneを発売して以降、スマホ業界でも1、2を争う程のメーカーとして各社と鎬を削ってきました。
しかしスマホ普及の頭打ちなどもあってか見込みよりも大幅に減収している状態であり、今回のスペシャルイベントはそれを挽回するきかっけになるだろう、というのがアナリストらの大筋の見込みです。
しかし一方で、「iPhone 8は売れずにiPhone 7が売れ始めるだろう」とする声もある模様。
というのも、iPhone 8は一般のユーザが普段使いのスマホとして使うにはあまりに技術の詰め込みすぎであり、ホームボタンの廃止と顔認証の導入、無線充電などに1,000ドル(約11万円)の価値を見出せるユーザは少ないだろうとの事。
また、新機種が登場する際に以前の機種が値下がりするのも大きな要因だと言われています。
例えばiPhone 7の128GBは現在税別83,800円で販売されているワケですが、これがiPhone 8などの発売と同時に税別72,800円くらいまで値下がりすると考えられており、一律して1万円程度の値下がりする事によって今までiPhone 7の購入を躊躇っていたユーザがiPhone 7の購入を検討する、と考えられているワケです。
iPhoneは以前(例えばiPhone 4など)に比べ高品質化と共に高額化しており、それに伴って買い替えの周期がどんどん長期化(28〜32ヶ月とも)しているとも言われています。
iPhone 5s以降革新的な発表(Touch IDなど)が無いと言われているApple、iPhone 8の発表をもって挽回したいところでしょう。
まとめ
実際筆者の周りにもiPhone 7より前の機種を使っている人が多く、iPhone 7は思っていた以上に売れていない気がしなくもありません。
約11万円のiPhoneが発売される一方で今まで最新機種だったものが一律1万円安くなるなら、そっちを買うユーザが多くなるのはある程度頷ける話なのかも知れませんね。