ハローワールド、Hikaru Sanoです。
いよいよあと数日に迫ったAppleのスペシャルイベント、楽しみにしている方も多いかと思います。
そこで発表されるであろうiPhone 8(X)は今までのiPhoneに比べ非常に高価になる事が予想されているのですが、来年からは少しだけ安くなるかも知れません。
安価なのにより高性能なカメラユニット
今やスマホに欠かせない機能の1つである「カメラ」、写真や動画はもちろん、最近普及し始めているAR分野での利用もあり、より高性能なものが搭載されていく傾向にありますね。
中国のLargan Precisionという企業は最近、新工場を建設しAppleからiPhoneなどに使用するカメラモジュールの大量予約を受けた、と業界で噂になっているそうです。
スマホでも比較的重要な役割を担っているカメラはお世辞にも安い機器とは言いがたく、小さなスペースに精度の高いレンズなどを収めるため、製造には高い技術力が求められます。
Largan Precisionが新たに建造した工場はこのカメラモジュールを製造する工場で、なんと月間6億枚ものモジュールを製造でき、最新の報告書では「Appleの求める基準(精度と生産力)を唯一クリアできるサプライヤー」だと報告される程。
しかもココで製造されるモジュールは現在iPhoneで採用している1,200万画素を超え、1,600〜1,800万画素と高画素カメラでありながら生産力もあってか安価だと言うのです。
ただし今回発表されるiPhoneへの搭載は間に合わないようで、どうやら来年以降のiPhoneやiPadなどに搭載されるだろう、と識者の間で話されている模様。
画素数は必ずしも高い方が良いというワケではなく、実際4K(UHD)の最新型テレビでさえ画素数は約800万画素(8,294,400)しかないため、撮影した写真をちゃんと表示できる機器は一般にほとんど存在しません(例:8Kディスプレイなど)。
iPhone 7 Plusの解像度でさえ約200万画素(2,251,125)しかないワケですから、我々がこのカメラの実力を真に体験できるのは技術的にまだまだ先になりそうです。
まとめ
とはいえ、高性能になってしかも安価になるというのは、iPhoneユーザにとっては大変喜ばしいですね。
来年はさらに高性能になって、しかも(ディスプレイの件も含めて)安くなったiPhoneがリリースされるのかも知れませんよ。