ハローワールド、Hikaru Sanoです。
以前から流行っている食べ物写真のSNS投稿、日常的に都度違う被写体になるため撮影を趣味や習慣にしている方も多いかと思います。
今回はそんな食べ物の写真を上手に撮るためのコツが公開されていたので、ご紹介させていただきます。
フードスタイリスト直伝!
スマホを持っている方なら誰もが一度は撮影をした事がある食べ物写真、美味しい料理なら綺麗な写真で記録を残しておきたいものですね。
今回はフードスタイリストであるベラ・カルラギアニディス氏が公開した、食べ物の写真をレベルアップさせる10のコツを紹介させていただきます。
1.「カメラグリッドを使う」iPhoneのカメラには「グリッド」と呼ばれる「空間バランスを確認するための線」を表示させる機能があるので、「設定」▶︎「写真とカメラ」▶︎「グリッド」をオンにしバランスの良い構図を手に入れましょう。
2.「露出スライダを使う」iPhoneでは撮影画面長押しで「オートフォーカス」を設定でき、その際右側に「露出(取り込む光の量)」を調整するスライダが表示されるので、明るすぎず、暗すぎない光量の写真に調整します。
3.「角度を調節」適当な角度で写真を撮るのではなく、椅子に座って体を固定し「目の高さと角度」で、あるいは「真上から料理全体」を、または料理にぐっと近づいて「少し見下ろす」ようになど、撮影する角度にアクセントをつけましょう。
4.「自然光を利用する」太陽光や部屋の照明など少し遠くから来るやわらかい光で撮影すると見栄えが良くなりますが、フラッシュを使うと明暗のバランスが崩れた写真になるので、フラッシュだけは絶対使わず、暗い場合は別のスマホ等でちょっと遠くから光を当てます。
5.「マイナススペースで遊ぶ」フレームいっぱいにどうにか食べ物を収めようとせず、空間(マイナススペース)が空いても大丈夫なので食べ物が一番映えるポジションで撮影しましょう。
6.「小道具で遊ぶ」料理だけを撮影するのも良いですが、例えばグラスやスプーン、フォークなどを利用して雰囲気を伝える遊びを入れると写真が生き生きしてきます。
7.「人が写る事を恐れない」食べ物や小道具だけではなく、例えばグラスを掴む手などを一緒に撮影する事で臨場感を演出しましょう(ただし食べ物より目立つ色の服などは避けてください)。
8.「デジタルズームを使わない」被写体が小さい時などにデジタルズームは便利な機能ですが、写真がただただ荒くなってしまうだけなので利用せず、撮影したあとに好きな構図で切り取ってしまいましょう。
9.「枚数はたくさん」1被写体に対して1ショットではなく、角度や構図などを変えてなるべく多くの写真を撮影し、一番良い写りのものを残せるように心がけます。
10.「後で写真を編集する」カメラアプリでの編集には限界があるため、できるなら明るさやコントラストなどを調整できるアプリを利用し、写真がもっと綺麗になるよう編集してあげましょう。
以上の点を踏まえ、適当に撮った写真とコツをいくつか考慮した写真を筆者なりに撮影してみました。
左の写真よりも、右の写真の方が綺麗で美味しそうに見えますね。
まとめ
今回は「食べ物」に絞った内容ではあったものの、他の被写体で撮影する際に綺麗になるヒントもあったかと思います。
せっかく高品質なデジタルカメラがiPhoneには搭載されていますから、コツを生かして綺麗な写真をどんどん残してみてはいかがでしょうか?