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iOS 11はARマップ機能標準装備?ベータ版のソースコードからそれっぽいパーツが見つかる

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VR/focus

ハローワールド、Hikaru Sanoです。

WWDC2017で発表された「ARKit」、通常非常に高度な専門知識を必要とするVRやARといった技術を簡単にアプリに取り入れる事ができる話題のプログラムですね。

一番わかりやすい有用作は「ARマップ」で多くの開発者が試作品をリリースしているのですが、Apple自身もARマップをすでに開発しているのかも知れません。

慌ててて消し忘れた?

アプリの開発などを行っているフェリックス・ラパルメさんは先日、iOS 11のベータ版マップアプリのソースコードを見ていたそうです。

そしてその中に「半透明の3D矢印パーツ」が収められており、彼は「Appleは矢印案内モードを作っている」と関連コード類から推理しました。

マップ上に経路そのものを重ねて表示するのではなく、方位磁石のように「その場で動く矢印」を表示させて、ユーザにどの方向に進むべきか指し示すワケですね。

しかし納得したのもつかの間、Appleはベータ版のアップデートでこの矢印に関するソースコードだけを削除しました。

Apple的にはまだ、このアイディアやマップアプリにAR要素を追加実装する事を知られたくなかったようですね。

しかし、よほど焦っていたのかわざとなのかは不明ですが、関連ソースコードはすべて削除されたものの、「半透明の3D矢印パーツ」だけはなぜかそのまま残されている模様。

ファイル名は「GuidanceArrowv4」で、コード類が削除される前は「歩行者に指示を提供する」ために「カメラ出力」と紐づけられていたそうです。

Appleはすでに大型施設内でのマップ機能実装を発表しており、通常地図での経路案内や施設内での目的地方位を指し示したりするために、この矢印を使うのかも知れません。

まとめ

マップに経路を表示したり、あるいは進行方向に合わせてマップを回転させる機能を実装しても、うまく地図を理解できなかったりしてしまう人は多いそうです。

自分の見ている景色に連動して進行方向を表示してくれる矢印が実装されれば、こういった地図に弱い人でもマップアプリを最大限活用できるようになるかも知れませんね。

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