ども!ともぞうです。
いまだにどこに搭載されるのかはっきりしないiPhone 8のTouch IDですが、昨日もやはりスリープボタンに内蔵されるのではないかという話が再浮上していましたよね。
そんなTouch IDですが、かわりに導入されるという話もある顔認証に関して新たな情報を海外メディアが報じていたので、ご紹介します。
さすがにTouch IDを廃止するとは思えませんが、新たな認証手段となるかも知れない顔認証の気になるアレコレが見えてきましたよ!
赤外線を利用した3Dスキャンにより暗闇でも顔認証が可能に
顔認証と言えば、かなり早い段階から次期iPhone(仮称:iPhone 8)での導入の噂がありましたよね。
フロントカメラがデュアルレンズであることから、これが顔認証に使われるという話があったり、
最近は年末にAppleが発売予定のスピーカー「HomePod」のファームウェアのコードからiPhone 8に関連すると思われる様々なことが判明し、その1つに顔認証に関するものも見つかっています。
About Pearl ID:
1 – The software definitely supports it for payments
2 – 3rd party apps can use it
3 – You can add multiple faces pic.twitter.com/aUotHwD64f— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年8月9日
以前にかみあぷでもご紹介したのですが、開発者のGuilherme Rambo氏によるとコードを見る限り以下の内容が盛り込まれているとのこと。
- Apple Payで利用可能
- サードパーティーも利用可能
- 複数の顔の登録が可能
特にApple Payでの決済処理はTouch IDだっただけに、ここに顔認証を利用可能にするということはセキュリティも確保した上で利用可能にすると言う風にも取れますよね。
そんなこともあってTouch ID廃止説も出てくる訳ですが、さて実際に顔認証ベースになった時に誰もが一番最初に気になるのが、暗いところでも認証できるのかという問題。
iPhoneを使うシーンは当然明るい時だけではありませんし、部屋を暗くして寝っ転がりながらロック解除したり、課金処理などをする時も当然ありますよね。
そんな時に暗いとカメラが顔を認証できないんじゃないかと当然疑問が湧いてくるわけですが、WSJによると、顔認証には赤外線を使った「structured light」という技術を用いるのではないかと言われているようなんです。
「structured light」というのは調べてみると、点や線などのパターンを照射することでその形状を認識する技術のようで、赤外線を用いることで暗いところでも3D形状の認識が可能になるそう。
この技術を用いることで、光量に関係なく顔の形状を計測・識別して認証処理が出来るということのようですね。
またこんな複雑な技術を用いると認証処理に時間が掛かりそうな気もするんですが、Korea Heraldによれば、スキャンに掛かる時間はなんと数百分の1秒とのこと。
暗闇でもOK、認証速度もめちゃくちゃ速いとなればうれしいところですが、あとは毎回認証の度にiPhoneの正面に向き合わないといけないのかとか気になるところがまだまだある顔認証。
以前Galaxyの顔認証がスマホに表示した写真で突破できてしまうなんてニュースもありましたし、
Galaxy S8の公式サイトを見ると、虹彩認証の場合は真っ正面に向き合わないと認識しないようにも見えます。
新しい認証方法もいいのですが、それなら指紋認証であるTouch IDのほうが楽だし確実と思ってしまうのは私だけではないですよね?
顔認証が導入されるにしてもやはりTouch IDとの併用という形が理想ですが、その答えが分かるのは例年通りなら数週間後。良い意味で予想を裏切ってくれることに期待しましょう。