こんにちは、yumiです。
「ライバル」のイメージが強いAppleとGoogleですが、実はGoogleは、Appleに対し年間3,300億円も支払っているそうなんです。
一体なんのためにこのような大金を払っているのか?実はiOSに搭載されている”アレ”の対価のようですよ!
Googleが大金を支払う理由とは
資産運用業務を展開する米企業BernsteinのアナリストToni Sacconaghi氏によると、GoogleはAppleに年間30億ドル(約3,320億円)を支払っているとのこと。
一体何の代金なのかというと…実はiOSに標準搭載されているSafariで、「デフォルト検索エンジン」に設定してもらうための費用なのだとか。
Safariでは検索エンジンを以下の4つの中から選ぶことができますが(選択はiPhoneの設定アプリ→「Safari」→「検索エンジン」から)、
- Yahoo
- Bing
- DuckDuckGo
デフォルト(あらかじめ設定されている標準の状態)ではGoogleが選択されており…このデフォルトにしてもらうための代金が30億ドルということのようです。
ちなみに3年前の2014年の時点では10億ドルで、Googleの(iOSのデフォルト検索エンジンとして利用されることによる)売上は78億ドル(約8,635億円)と言われていました。
たった3年で10億ドルから30億ドルと3倍の費用がかかっているわけですが、おそらくその分売上も上がっているんでしょうねぇ…。
以前は「契約満了でSafariからGoogleが失くなる」なんてウワサもありましたが、お互いWin-Winな状況を見るとGoogleがiPhoneから失くなることは当分なさそうです。