こんにちわ、Hikaru Sanoです。
2020年に日本での開催が予定されている第32回夏季オリンピック、4年に1度の祭典が日本で開催されるとあって楽しみにしている方も多いかと思います。
オリンピックは基本的には身体能力を競う大会なのですが、どうも2024年のオリンピックにはビデオゲームが競技として登場するかも知れないようです。
スポーツとしてのe-Sports
オリンピックと言えば日頃から自身を過酷な練習で鍛え上げたアスリートが、その成果を世界に向けて発揮する伝統的なスポーツ祭典。
そんなスポーツの祭典に、2024年パリオリンピックから「e-Sports」、俗に言うビデオゲームが正式科目として追加されるかも知れないと噂になっています。
「e-Sports」は非常に広義な言葉なので、例えば「格闘ゲーム」や「プレイヤー同士が戦うチェス」も、「大人数のプレイヤーが仮想空間で行うFPS戦闘ゲーム」や「プレイヤー同士が司令塔になってチームを動かして戦うサッカーゲーム」も含みます。
「勝敗を観衆が見守る」という点において「e-Sports」はスポーツとしての側面を持っており、現在一般的なスポーツ観戦と同等かそれ以上の人気を集め各スポーツ業界を脅かす存在となっているとの事。
こういった現状を受けパリオリンピック招致委員会のトニー・エステアンジェット氏は、「デジタルプロ野球ゲーム」でのコンテストを「正当なスポーツとみなす」といった考えを持っているそうです。
来月ペルーのリマで開催される国際オリンピック委員会で正式に承認されれば、2024年のパリでプロゲーマー達がゲームで競い合う場面が世界中に発信されるかも知れませんね。
ちなみに今年4月、アジアオリンピック評議会が「e-Sports」を正式なメダル種目とすることを発表しており、2022年開催のアジア競技大会からスタートさせるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
時代が変わったとは言え、ビデオゲーム上で行われるスポーツをオリンピックの正式なメダル種目にする、というのはかなり賛否が分かれる発表かと思います。
「アスリート」と「プロゲーマー」がそれぞれ別分野で絶え間ない努力をしている事はもちろん承知していますが、それでも「オリンピックにビデオゲーム」と聞くとなんだかモヤっとしますね。