こんにちわ、Hikaru Sanoです。
IT企業の上層部ともなればその会話の内容自体がリークに繋がりかねませんが、そういった話をする時は何となく「高級なお店のVIPルーム」なんかで会食しながらやってるイメージがありますね。
AppleやGoogleの人間ともなれば相応のお店に行くと思うのですが、なんとその中に「日本人の経営する和食レストラン」があるそうなんです。
1回の食事で1人600ドル…?
カリフォルニア州ロスアルトスには、「珍しい顧客のための珍しい和食レストラン」があるそうで、その名はなんと「HIROSHI」。
チーフは日本人のキムラ・ヒロシさん、公式HPによれば16歳から40年間和牛ステーキに費やしてきたそうで、「究極の和牛ステーキ体験」をさせてくれるそうです。
このお店にはなんとメニューがなく(飲み物除く)、テーブルは樹齢800年の椎の木から切り出された1枚のみ、座席数は最大8つで完全予約制との事。
他に客が入る事もないので、従業員も最小限に押さえられるので秘密の会食会議を行うにはうってつけと言えますね。
IT企業の上層部が利用するという事で、熱帯雨林の絵画をスライドさせるとプレゼンテーションに使えるモニターが登場。
食事が済んだら飲み物を嗜みつつ、最新の技術やこれからの経営戦略などについて語る事ができます。
お肉の方は、毎週1本証明書付き神戸牛のテンダーロイン(ヒレ肉)を日本から取り寄せて使っているそうで、氷で密封された状態で空輸しているとの事。
ちなみにアメリカで神戸牛を扱うアレン・ブラザーズでは、テンダーロイン2オンス(約57g)で165ドル(約1万8千円)なのですが、HIROSHIでは280ドル(約3万1千円)と倍近いお値段…。
料理は日替わりのコースのみ10コースあるそうで、「炭火焼ステーキ金箔乗せ」や「カツサンド」、「フォアグラソーメン金箔乗せ」に「ステーキ丼」と様々。
ただレビューでは「金箔の代わりに料理の方にもっとお金をかけて欲しい(意訳)」というコメントもあり、「金箔で値段上がってね?」と疑問に思っているお客もいる模様。
今までにApple、Google、Oracleの役員が利用しているとの事で、そういった方々には認知や人気があるようです。
ちなみにレビューによると6人で会食した場合のお会計は、4,737ドル(約52万4千円)だったそうです(テーブル買取なので強制的に8人分の料金になります)…。
まとめ
いかがでしたか?
業界トップレベルの会合がいかほどのものか想像もつきませんが、1回の食事で4,737ドル(約52万4千円)って妥当なんですかね…?
AppleやGoogleの役員も利用しているという「HIROSHI」、あなたは行ってみたいと思いますか?