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警察が罰金の支払いにiTunesカードを請求!?警察庁を装った詐欺サイトに注意

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trendmicro

こんにちは、ryoです。

日々巧妙化するインターネット上での詐欺の手口。7月末には、警察庁を装った詐欺サイトが確認されました。

しかしこのサイト、冷静に読めば明らかにおかしい部分があるのですが、中には騙されてしまう人もいるみたいです。

その手口と対策について見て行きましょう。

違反金の請求が何故かiTunesカード

今回確認された詐欺サイトは警察庁を装ったもので、「ネット上で違法行為が行われた」として罰金を要求するものでした。

このような手法は「ポリスランサム」と呼ばれ、現在世界中で被害が報告されています。

実際には以下の画像のような画面が表示され、違法行為によってパソコンがロックされてしまったかのように見せかけられています。

ここで注意したいのは、ブラウザに表示されているアドレスは正式なアドレスだという事。

さらに、ブラウザの「☓」マークやWindowsのスタートボタンを押しても何も反応が起こらないので、ユーザーは本当にロックがかかってしまったと思い込んでしまうそうですよ。

では一体これはどういう事かと言いますと、ブラウザの「全画面表示」を悪用したものなんです。アドレスバーや「☓」ボタンの他、スタートボタンまでも全てを偽装して表示しているので、押しても反応が無いというわけ。

なので、落ち着いて全画面表示を解除すれば通常通り操作出来るようになりますよ。

ただしこれらはWindows向けにデザインされているので、Macを利用中のユーザーはすぐにおかしいと気づくことが可能。

また、表示されている文言をよく読むと…

「ブロックの解除にはiTunesカードで20,000円の違反金を支払う必要があります」

って、警察が違反金をわざわざiTunesカードで請求するなんてありえないですよね。

さらには「支払いなきままブロック解除しようとすると、風営法違反により日本の警察に通報されます。

って、あなたは日本の警察じゃないんですかね?と目を疑いたくなるような表現ばかり。

落ち着いて判断すればなんて事ない、ただの怪しいサイトだという事が一目瞭然ですね。

以上、新たに確認された詐欺サイトについて紹介しました。

冷静になって読めば「請求がiTunesカード」なんておかしな話なのですが、詐欺グループは冷静さを失わせるような文言で脅してくるので注意が必要です。

iPhoneやMacは比較的ウィルスに感染しにくいと言われていますが、偽装サイトで騙されるかはユーザー次第なので、ネット利用時には細心の注意を払いましょう!

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