こんにちわ、Hikaru Sanoです。
電子決済分野においては世界一の普及を見せる中国、今や現金での決済が珍しいと思われるほどの状態だそうです。
そんな中国では以前「無人コンビニ」がリリースし話題になったのですが、さらに進化したビジネスモデルが登場しました。
今度はホットスナックの販売も
先日中国で無人コンビニ「繽果盒子」が登場し世界中で話題になったのは記憶に新しいですね。
そんな中国では今回、より便利でさらに自動化された新しい無人コンビニ「F5未来商店」がリリースされ話題になっています。
前回の「繽果盒子」は会計と入店管理を自動化したモデルで、客の来店とともに店舗出入口をロック、電子決済による会計を済ませないと退店できない仕組みでした。
このモデルの欠点としては、複数の客が入店する事はできない、商品は限られた種類と在庫しか置けない、ホットスナックなどの調理品は出せないといった点が挙げられます。
しかし今回リリースされた「F5未来商店」は、広々とした店内に複数の人間が入店でき、商品も直接陳列しないので品出し(商品の人力補填)が必要無く、ホットスナックなどの調理品を販売できるようになったのです。
店内には商品をリストを表示する大きな液晶ディスプレイ、商品の注文・会計・受取を行うタッチパネルのあるエリア、イートイン兼ゴミ箱のエリアがあります。
この店舗では商品の陳列はされておらず、タッチパネルでオンラインショッピングしている感覚で商品を選択(複数可)し、QRコードで電子決済、取り出し口に全ての商品が運ばれてくる仕組み。
ホットスナックはロボットアームとお湯を利用した調理がされるそうで、餃子や麺類、魚料理やチャーハンなど様々な商品が提供されているとの事。
また淹れたてのコーヒーなども同様に提供されており、ちょっとした軽食なら店内で簡単に済ませられるようになっています。
現在は6店舗を展開しているそうで、これからこう言った店舗が中国では当たり前になるのかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたか?
この店舗では万引きやレジ金強奪事件などが起きる可能性は非常に低く、経営者も一般的なコンビニを開業するよりはかなり安心して進められる事業かと思います。
日本では大手コンビニ5社が2025年までに無人レジの全国全店舗展開を計画しているそうで、こういった無人コンビニの登場はまだまだ先になりそうですね。