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iPhoneのバッテリーの節約になると思いきや…逆に消費してしまう「あの動作」とは

小技

こんばんは、yumiです。

iPhoneを使う上で、できるだけ節約したいバッテリー。先日かみあぷでもバッテリーを節約する設定方法をご紹介しましたが、たびたび節約に有効だと言われている「アプリのタスクキル」はみなさん行っていますか?

バックグラウンドに常駐させているより、使い終わったら消してしまった方がバッテリーが節約できる…と思いきや、逆にバッテリーを消費してしまうんだとか!

一体どういうことなのでしょうか…?

タスクキルは不必要で役立たない?

そもそもiPhoneの「タスクキル」とはホームボタンを2回クリックし、マルチタスク画面からアプリを完全終了させること。

ずっとバックグラウンドにアプリがあるとバッテリーを消費してしまうだろうし…とわざわざ毎回タスクキルする方も多いと思いますが、どうやらそれは違うようで…?

イギリスのメディアIndependentの編集者でありテクノロジーに精通しているAndrew Griffin氏は、タスクキルについて

  • iPhone最大の誤りの1つは誤りに見えない。実際、役に立つように見える
  • おそらく何百万という人が、毎日役立ちもせず不必要なことをするために時間を無駄にし、バッテリーと指のエネルギーを無駄にしている

とバッサリ。

実はタスクキルについては以前より「意味がない」と言われていたのですが、Appleに詳しい専門家John Gruber氏が今月19日、再び「タスクキルは必要ない」と忠告。

※おそらくiPhone歴が長いユーザーやかみあぷを以前から見て頂いている読者の方は「知ってるよ!」と思われるかもしれませんが、「知らなかった…」「良かれと思ってやっちゃってた><」という皆様が今後バッテリーを無駄に消費しないために再度ご紹介させていただきます。

Gruber氏は、

ユーザーはタスクキルについて「バックグラウンドにアプリがあるとメモリやバッテリーを消費してしまうからやったほうが良い」と思っているが、それは間違い。

 

バックグラウンドにあるアプリはフリーズ状態(出来ることが制限されている状態)となり、使用していたRAMは解放される。iOSはこの点、本当に素晴らしい設計となっている。

と述べています。

そしてそのバックグラウンドでフリーズ状態にあるアプリを再起動する時に使うCPU(とエネルギー)は、タスクキルしたアプリを再起動させるよりもずっと少ないのだとか。

これはどういうことかというと、タスクキルされたアプリを再起動するにはiPhoneはゼロから動作する必要があります。フリーズ状態ならば必要のない動作を実行しなければならず、その分バッテリーを消費してしまう…というわけですね。

さて、ここまで見ると「必要のないもの」という印象のタスクキルですが、一体なぜAppleはこの機能をiOSに残しているのでしょうか?

それは「タスクキルが役立ち、必要となる時があるから」に間違いありません。そしてその時は

  • アプリがクラッシュした
  • アプリが動かなくなった
  • アプリがインターネットに接続できない

など、アプリが正常に動作していない時ということになります。

また、例えば以前Facebookアプリが「無音のサウンドを流すことによって、バックグラウンドで完全に動作し続け、バッテリーを異常に消費する」という仕様になっていてユーザーから批判が集まったことがありましたが、こういったケースでもタスクキルは有効ですね。

ちなみにあまり使っていないのに異常にバッテリーを使っているな?というアプリはiPhoneの設定アプリ→「バッテリー」から確認できますよ。

良かれと思ってやっていたことが、実はバッテリーにとっては悪だった…とは驚きですよね><

日常的にタスクキルしているみなさま、今後はやらないほうがバッテリーの持ちが良くなるはずですよ!

LINEMOLINEMO
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