こんにちは、ryoです。
皆さんはMVNO(格安SIM)のブランドを選ぶ際に何を基準にしますか?
値段だけを見るのもいいですが、実際に使ってみて通信速度が遅すぎてイライラ…なんて失敗はしたくないですよね。
そこで今回は、実際の端末上でどのくらい通信速度が出るのかを時間ごとに比較出来るサービス「SIMW」が登場したので、ご紹介します!
実際の通信速度を比較出来る
今回新しく登場したサービスは「SIMW」というサービス。
これはMVNOの時間ごとの通信速度をグラフで比較出来るもので、現在のところ以下の主要6ブランドを比較する事が出来ますよ。サービス開始時点で対応しているのは、
- 楽天モバイル
- OCN モバイル ONE
- mineo(D)
- IIJmio(D)
- BIGLOBE SIM
- FREETEL
の6つ。
直近一日の30分ごとの通信速度の変化をグラフで見る事ができるほか、過去一週間や一か月など広い時間幅で比較する事も可能。
また、ダウンロード速度(下り)とアップロード速度(上り)を別々に比較できますよ。
これらのデータは、実際にiPhone 6sにそれぞれのSIMカードを挿して計測を行っているので、広告にあるような最高速度ではなく、実際の速度が見れるというわけ。
ただデータの性質上、計測地点は現在のところ新宿での一か所のみ。
今後アプリを開発して全国のユーザーからもデータを集めていく方針らしいですよ。
実際にデータを観察してみた
ではせっかくなので、実際にデータを見てみましょう。期間は直近24時間で、ダウンロード速度を比較していますよ。
このグラフから分かるのは、やはり利用者が多くなる時間帯に通信速度が遅くなってしまう点。
朝の通勤時間帯(7時~8時)と仕事終わりの夜(17時~24時)あたりでは、どのブランドでも約2Mbpsとかなり低速な状態になっていますね。ここら辺は仕方なさそうです。
ブランド間比較では、mineoが通信速度が遅くなる時間帯でも健闘している一方、楽天モバイルは日中も常に低速の状態。
このような傾向がデータから読み取れるので、自分の利用スタイル(日中はWiFiを利用できる等)に合ったものを選ぶといいですね。
以上、MVNOの上り/下り実効速度を比較できるサービス「SIMW」について紹介しました。
理論的な最高速度ではなく、実際に使用した際の通信速度の変化を見る事が出来るので、かなり参考になりそうですね。
今後利用できるブランドが増えていく事に期待です!