こんばんは、yumiです。
昔に比べて容量は増えたとは言え、日々悩まされるiPhoneのバッテリー。
充電するのを忘れてた!外出先でiPhoneの充電が残り10%に!など、みなさん一度や二度、経験したことありますよね(;´Д`)
でももうこんな事態には陥らなくて済むかも。米ワシントン大学が「バッテリー不要の携帯電話」の開発に成功したとのことですよ!
充電要らずのケータイ開発に成功
米ワシントン大学の研究チームが、バッテリーがなくても動作する携帯電話のプロトタイプ開発に成功しました。
このプロトタイプは驚くほど効率的で、必要な電力はわずか3.5マイクロワット。
これがどれだけ少ないかと言うと、例えば一般的なスマホの場合は5ワット(5ワット=5,000,000マイクロワット)前後なので、約1,428,571分の1の電力ということになります。
そしてこの3.5マイクロワットの電力を充電以外で集める方法はというと、搭載されている米粒ほどの大きさの太陽電池により、周囲の光と無線信号をキャッチし電力に変えているとのこと。
「バッテリー不要」というのは今までの概念を覆すような技術というのではなく、必要な電力を極端に下げる技術ということですね。
このプロトタイプはタッチボタンや回路基板などで構成されており、研究者が「少ない電力での信号をやり取りできるオリジナルの基地局」を作り、Skypeを通して電話をかけたり受けたりすることに成功。
今後は電子インクディスプレイによるビデオストリーミング機能や、安全な通話を提供する暗号化機能を搭載する予定なんだそうですよ。
研究チームのVamsi Tall氏は「Wi-Fiルーターさえあれば、どこでもバッテリー不要の携帯電話が利用できるようになる」と今後の展開を述べています。
私たちが生きている間に「バッテリー?充電?なにそれ?」というような時代が来たりするのでしょうかねぇ。