こんばんは、yumiです。
先日ご紹介した通り見た目では初代から最新モデルまで、そこまで大きな変化がないiPhone。しかしその中身は劇的な進化を遂げています。
iOSアップデートの度に新機能に対して驚きや感動を覚えますが、改めてiOS 1からiOS 11ベータの違いを見ると「すごいな…」の一言に尽きますよ!さらに意外な共通点もありました。
iOS 1とiOS 11ベータの違いは…
「iPhone OS 1(iOS 1)」を搭載した初代iPhoneと、iOS 11ベータを搭載したiPhone 7 Plusの比較動画を公開したのは、かみあぷでもお馴染みのYouTuber、EverythingApplePro。
まずはハードウェア面での進化から見てみると…
初代に比べ大きくなったり薄くなったりしてはいますが、基本的な形は同じ。
ただし下部にはヘッドフォンジャックもあり充電は30ピンコネクタが。また、SIMトレイの位置だったりカメラレンズの出っ張りなど微妙な変化は見て取れます。
初代はシルバーxブラックのみでしたが、カラーバリエーションは豊富になりましたね。
さて、いよいよiOSの進化を比較。
初っ端、パスコード入力画面からすでにインターフェースが違います。
ディスプレイ解像度は、初代ホーム画面が18枚も入るほど。
プロセッサの計算能力は初代143、iPhone 7 Plusはマルチコアで5,829。…もはや比べてはいけませんねw
さてiOS 11には片手でも打ちやすいよう左右どちらかにキーボードを寄せる機能が搭載されますが、それを使ったときのキーボードサイズは、なんとiOS 1搭載の初代iPhoneとほぼ同じ。
このサイズ感が一番扱いやすいということなんでしょうが、まさかここに共通点があるとは!
さらに計算機アプリもボタンが丸くなり、iOS 1を感じさせます。
さて話は戻って…今では考えられないことですが、iOS 1はアプリアイコンの位置を動かすことは出来ません。
サードパーティ製アプリをダウンロードすることもできなかった(App Storeがなかった)ので、動かす必要もなかったということでしょう。
それに比べiOS 11では、複数のアプリをまとめて移動できるようになります。
さらにコントロールセンターや通知センターもiOS 1にはありません。
スクリーンショット機能もなく…スリープボタンとホームボタンを同時に押しても、iOS 1ではロックが掛かるだけ。
もちろんカメラにも雲泥の差があります。
アプリを起動する速度や閉じる速度にも差はあるか…と思いきやアプリによってはiOS 1が早いことも(!)
他にも今では当たり前になったSiriや、バックグラウンドアプリの表示(ホームボタン2回クリック)などもiOS 1は非搭載。
しかしiOS 1にそこまで古さを感じないのはAppleならではの洗練されたデザイン性でしょうか。
ちなみに動画の序盤にはAppleの黒歴史とも言われているiTunes携帯こと「Motorola ROKR」も紹介されていますよ。
たった10年、されど10年。すべてが変わったのかと思いきや意外な共通点もあり、個人的には「さすがApple…」と思いましたw
今後のiPhoneがどのような成長を遂げるのか楽しみですね!